琉球古道 歴史と神話の島・沖縄

上里隆史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309225685
ISBN 10 : 4309225683
フォーマット
出版社
発行年月
2012年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
204p 21cm(A5)

内容詳細

世界遺産・斎場御嶽などの聖地へと続く巡礼路、古琉球人の日常にあった海の道、王国を滅亡へと導いた、港と王宮を結ぶ道、戦後、米軍によって開拓され、また閉ざされた道…NHKドラマ「テンペスト」の時代考証をつとめた気鋭の琉球史学者が誘う。

目次 : 第1章 琉球神話と巡礼の道(神々と祈りの島・沖縄/ 沖縄古来の信仰世界とは ほか)/ 第2章 海上の道と古琉球(海は「道」である/ サンゴ礁と港 ほか)/ 第3章 すべての道は王宮へ通ず(王国道第一号の「綾門大道」/ 守礼門に隠された秘密 ほか)/ 第4章 沖縄県の誕生と近代の道(沖縄県の設置と近代道路整備/ 国頭街道の開通と陸上交通への転換 ほか)

【著者紹介】
上里隆史 : 1976年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。早稲田大学琉球・沖縄研究所招聘研究員。琉球・沖縄史の気鋭の研究者として、NHKドラマ「テンペスト」の時代考証や、その他新聞、テレビでも活躍

富山義則 : 1953年生まれ。日本大学芸術学部写真学科中退。写真家。75年の沖縄海洋博覧会で初めてその文化や自然に出会い魅了されてから、35年間足しげく沖縄に通い写真を撮り続ける。自ら造語した「琉球古道」をライフワークとし、10年には沖縄の歴史的な道を訪ね歩いた写真シリーズを沖縄と東京で発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 二人娘の父 さん

    実に歴史ロマンあふれる「道」のガイドブック。沖縄の情報で、こうした情報にはたまらない魅力を感じる。正月に初めて仕事でなく単独で那覇を歩こうと思っている私には必読だった。初めて知ったことは「坂」=ヒラ、「崖」=ハンタ、バンタなど。浦添グスクから首里に至る道などは、実際に歩いて見るに限る。有効な活用をしたいと思う。海にも「道」があるとの指摘にも納得。そういえば沖縄では「海を歩く」という表現もあったような。

  • Hiroki Nishizumi さん

    そのうち東御廻りに行ってみよう

  • 青大豆 さん

    観光地として有名な首里城やグスク、御嶽、那覇の港や街並み、そしてそれらを結ぶ「道」。神話の時代から王国時代、日本の一県となり戦争を迎え、米軍の統治下を経て現在へ、そんな沖縄の歩んできた時間が現在も残っているたくさんの「道」に地続きでつながっていることを知ると、当たり前に見ていた風景が深みを増して、重さや色彩をおびて浮かび上がってくる気がしました。

  • Hiroki Nishizumi さん

    良い、実に参考になる。巡礼の道である東御廻り(あがりうまーい)、琉球七嶽、末吉宮の石畳参道、耳切り坊主出没ポイント、かつて海中道路だった長虹堤(ちょうこうてい)のルート、今帰仁グスクに行くにはハンタ道をしかなかったこと、真珠道(まだまみち)のルート、平安名のワイトゥイ、などなど興味が尽きない。本島は疎いけど実はいいんだな〜 評価B

  • ふら〜 さん

    「道」をキーワードに豊富な写真付きで琉球の歴史を辿っている。所々に歴史を感じれる場所も残っているようで、この本片手に散歩・散策したくなる。ロマンを感じるし、(何度か沖縄に来てある程度慣れた)観光客にもお勧めできるね。

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上里隆史

1976年生まれ。浦添市立図書館長を経て、現在、内閣府地域活性化伝道師、法政大学沖縄文化研究所国内研究員

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