幕末の動乱

松本清張

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309224725
ISBN 10 : 4309224725
フォーマット
出版社
発行年月
2007年11月
日本
追加情報
:
20cm,253p

内容詳細

松本清張没後15年を経て、発掘された幻の歴史読み物。シリーズの1冊として書かれて以来、初めて独立した単行本に。享保の改革から天保の改革までを描き、幕藩体制の崩壊を大胆に活写する。

【著者紹介】
松本清張 : 1909年、福岡県小倉生まれ。作家。1953年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞受賞。『点と線』『ゼロの焦点』などで社会派推理小説の旗頭となり、『日本の黒い霧』などで社会派ノンフィクションを開拓した。1992年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • り こ む ん さん

    清張サンらしい政治政策からみた幕末。学校では単に悪政ばかりが目立った田沼意次。しかし、そうとも言えない事、時代は1人では変わらない事。実は必死に生活してる自分達が時代の流れを作ってる事を痛感。選挙権がある現在。ちゃんと考えてて選挙にいかねば…自ら知ろうとしなければ…人の作り出した物差しで見てしまう事のおろかさを改めて痛感した一冊

  • yearning for peace さん

    幕末へ向かうにあたって、吉宗〜田沼時代から江戸をみつめる本作。江戸時代の本質を探る上で、非常に勉強になります。再読したい本の一つですね。

  • cybertiger さん

    幕末の足音が聴こえる江戸時代後半、天保の改革は失敗に終わる。後ろ向きの改革に終始する幕府の 時代錯誤を鋭く指摘する。改めて感じたのが徳川吉宗や松平定信に辛く、田沼意次に甘いということ。長谷川平蔵に至っては功名心が強く金にも汚かったと辛辣だ。それでも定信の七分積金は評価せざる得なかったようだ。しかし、1770年には幕府の金庫に300万両以上あったものが定信が老中になったときには数万両しかなかったという現実は直視すべきではないか。田沼意次の政治は商業振興政策だったかも知れないが放漫財政でもあったわけだ。

  • Splash さん

    既に農業・年貢依存が破綻して、札差・商人からも徴税しなければ幕府の財政は回らないのに、あくまでも原点回帰を目指す吉宗・松平定信・水野忠邦、流れにどっぷり浸かってワイロ政治をエスカレートさせた田沼親子。どちらも農民からも商人からも見放され、幕末へとつながっていく。社会派松本清張の観察眼は、江戸時代をも、厳しく看破している。

  • i-miya さん

    1. 改革の反動性 十代 家治 田沼意次 享保4(1719) 天明8(1788) 新井白石時代の継承発展たる 八代将軍吉宗 享保改革 田沼はよくやった 皮肉ではない 「足高の制」 津留 (つどめ) 米麦その他藩の特産品を国外移出させない 田植えの後の虫送りの風習=享保飢饉の被害地と一致 サネモリ送りとも 4. 側用人政治復活 九代将軍家重 将棋好き ドモリ 垂れ流しの中風 小便公方 ハフハフ将軍の一から十までわかった大岡忠光 田沼も覚えめでたい 1758ころ 尊王思想 高山彦九郎 蒲生君平につがれる

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

松本清張

1909‐1992。福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。’58年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品