しぶとい戦国武将伝

外川淳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309224091
ISBN 10 : 4309224091
フォーマット
出版社
発行年月
2004年01月
日本
追加情報
:
19cm,237p

内容詳細

保身、裏切り、脇役、転身、執念、復活、隠棲。戦国乱世の真っただ中、是が非でも生き延びるというテーマを最優先させて、死にものぐるいで戦場を駆け巡った男どものあっぱれな生き方死に様。リストラ時代の福音書。

【著者紹介】
外川淳 : 1963年、神奈川生まれ。歴史アナリスト。文化放送歴史探偵倶楽部講師。早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 如水 さん

    平成不況頃に書かれた本です。今よりもっと死が身近に有った戦国時代。その中でも大名にスポットを当て『しぶとく』生き抜いた武将を紹介しています。『誰?これ』とか『苗字は知ってる』とか『居た〜…(笑)』とか様々でしたが面白かったですよ。しぶとく生き抜いた人で有名な人なんかほんのわずか。『NO.1にならなくても良い、もともと特別なonly one』を地で言った人達。因みにこの本で出てくるNO.1はあの方です。又、作者の意図は、冒頭に記載しており、驚くべき事実が記載されてます(僕は驚きました?まさか自殺者が…)。

  • スー さん

    32有名どころからまったくの無名武将まで作者がしぶとい奴らと認定した武将達を簡単に分かりやすく紹介しているので飽きずに楽しく読めた。今よりも命が軽かった時代に批判や非難を物ともせず色々な想いを秘め生命を全うした男達の物語にはグッときます、それに比べて命の価値が高い現代日本では年間3万人ほどが自ら命を断っている戦国時代の年間戦死者数を超えているとは驚きです。

  • maito/まいと さん

    この手の本、比較的数多く読んだ自負があるが、その中でもダントツに面白かった一冊。文章のテンポといい、程よい文量といい、自分にはとってもマッチした構成、この文調でならいくらでも読めそうだ(笑)何より驚いたのはその分析力と解釈の鋭さ。ここ数年の諸説と比べても劣るどころか先取りしてる感すら漂っている。10年以上前の本とは思えないほどの読み応え、外川さんの著書何冊か読んでるけど、本書はその中でも読みやすかった。これからもこんな著書出されるなら全部読みます(爆)

  • BIN さん

    苦汁をなめても生き残ったしぶとい戦国武将の列伝です。ここで取り上げられてる武将の大半は小説等で脇役として登場し、途中退場してもう現れないパターンが多い(足利義昭とか)ものの実は生き残ってましたっという印象を与えてくれるので、なかなか面白いものです(なんだかんだで大半は知ってましたが)。松下加兵衛って誰やねんと思っていたら、秀吉の旧主の人だったとは、他書ではまずその後を見ない人なので新鮮でした。上条政繁とかはやはり好きなマイナー武将の一人です。

  • サケ太 さん

    これは素晴らしい。戦国の時代。現代よりも命の価値が軽かったはず(権利云々として)の時代。判官贔屓的な滅びの美学もある。だが、だからこそ懸命に生きてきた人々が輝いて見える。強かに生きて、子孫が繁栄、もしくは滅んだ武将たち。知らなかった凄まじい武将たち。山名豊国。小笠原貞慶。上條政繁。秋田実季。驚いた生き様。読みやすいのが素敵。

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外川淳

1963年、神奈川県生まれ。早稲田大学文学部日本史学専修卒。歴史雑誌の編集者を経て、現在、歴史アナリスト。徹底した史料の調査と、史跡の現地検証によって歴史の真実を再構築しながら、わかりやすく解き明かす手法により、歴史ファンの支持を集める。戦国から幕末維新までの軍事史を得意分野とする(本データはこの書

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