小野お通歴史の闇から甦る桃山の華

小椋一葉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309222615
ISBN 10 : 4309222617
フォーマット
出版社
発行年月
1994年05月
日本
追加情報
:
233p;20

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読書メーターレビュー

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  • ヒトコ さん

    大和和紀さんの「イシュタルの娘」を読んで、桃山時代に小野於通という魅力的な女性がいたことを初めて知った。俄然実在の於通に興味をひかれたが、彼女を扱った本が何とも少ない。その数少ない1冊であり「イシュタルの娘」の巻末参考文献にもあったのが本書。於通の残した書画、その名が記された文献などから、彼女の華麗とも言える足跡を辿っていく。しかし彼女の生涯には不詳な点も多く、状況判断からの著者の推測による所もある。それでも権力に寄ることなく、女流文化人という希有な立場を貫いた於通の生き様は大変興味深く感じた。

  • めめ さん

    大和和紀「イシュタルの娘」より興味を持ち読了。小野お通はこの時代の権力者や著名な文化人とも交流があり華やかに活躍した女性ながら謎が多い。本書は様々な切り口から彼女の実像に迫ろうとしている。残された書画を豊富に紹介し、内容も大変読みやすく解りやすいが、お通を取り巻く状況のみからの推論を断定的に述べ史実的な検証に乏しいのが残念。だが挙げられている推論には興味深い点も多いので今後新たな史料が出てより深く検証が進む事を期待する。

  • hrn さん

    イシュタルの娘から参考文献の一つとしてあげられているこちらへ。お通の書や絵は、伸びやか、豪胆、自由奔放の要素が絡まり合い芸術作品。当時の上流女性がこぞってお通流を模倣したがるのもわかる。現代でも通ずる流麗さ。私も書けたらいいな、と思うから笑。

  • kino さん

    知らなかった女性文化人。フィクションでどう描かれているかも読みたくなる。

  • びー さん

    イシュタルの娘を読み、本が読みたくなり図書館で借りました。お通さんにますます惚れ直し、真田一族関連の本も読みたくなりました!

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人物・団体紹介

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小椋一葉

1942年、岐阜市生れ。京都大学大学院修士課程修了。愛知県立大学助手を経て古代史研究に専念。民間伝承や神社分布、祭神の分析等から古代史の謎に迫る斬新な方法で、黎明期の歴史の暗部に新たな光を当てたシリーズ“伝承が語る古代史”で脚光を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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