スーザン・ソンタグ

人物・団体ページへ

イン・アメリカ

スーザン・ソンタグ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309207056
ISBN 10 : 4309207057
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
483p;20

内容詳細

かくして、女優はアメリカへ渡った。ポーランド移民がシェイクスピア劇を通じてスターになるまで。史実をもとにソンタグが描く、大長編ロマン。全米図書賞受賞作。

【著者紹介】
スーザン・ソンタグ : 1933年生まれ。二〇世紀アメリカを代表する批評家・小説家。1963年、小説『夢の賜物』にてデビューを飾る。『イン・アメリカ』にて2001年全米図書賞受賞。2004年他界

木幡和枝 : 1946年東京生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、編集に従事。70年代より美術、音楽、ダンスのプロデューサー、ニューヨーク“MoMA PS1”客員学芸員。82年オルタナティヴ・スペース“plan‐B”を田中泯らとオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • どんぐり さん

    すぐれた批評家のソンタグが書いた小説。亡くなる10年前の作品だが、正直言って、小説としての面白味は全然ない。「女優はアメリカへ渡った。ポーランド移民がシェイクスピア劇を通じてスターになるまで。史実をもとにソンタグが描く大長編ロマン」とBOOK紹介のコピー文に謳われているにもかかわらず、抒情的ロマンは一切感じられない。いったいこの小説をどう楽しんで読んだらいいのだろう。訳者の解説があるべきところだが、読者の便宜をはかる知識の提供もなく、どうにも釈然としない。そもそもこれは小説と言えるものなのか? クラクフか

  • ヘラジカ さん

    内に祖国を抱えて別の大地で生きる女優の、第二の人生を再現した長編小説。過剰感のない写実的な文章によって終始淡々とした印象を受けるが、そこはかとない叙情性も感じられる美しい作品である。ファンから貰った詩によって、自らがアメリカという大国に内包されていることに気づくシーンが大変素晴らしい。モノトーンの洗練された伝記映画を観ていたかのような読後感だった。深く長く心に残る作品に違いないだろう。ただ、敢えてかもしれないが、解説や訳者後書きがないのに少し物足りなさを感じてしまった。

  • ケイトKATE さん

    19世紀中期にポーランドで活躍した舞台女優マリーナが、アメリカに移住し成功する物語。昔も今も、言語が異なる場所に移って仕事を成功させる困難さがある中、この時代に女性が成功したことは画期的であってのだろう。本書は500ページ近い長編小説であるが、あとがきや注釈、登場人物(たくさん登場する)の紹介がなくて読むのが大変だった。できれば、あとがきは掲載してほしかった。

  • 信兵衛 さん

    長大なストーリィ。正直なところ、読み上げるのには少々苦労した。

  • 春ドーナツ さん

    訳者あとがきがありませんでした。それはそれとして。さて。ソンタグさん晩年の小説。全米図書賞受賞(だったと思う)。お話は19世紀、ポーランドからカルフォルニアへ移民することになり云々。ヒロインが舞台女優であることがミソ。ミソだと思う。小説というよりも、女優論、演劇論を読んでいるような気持ちになりがちだった。演劇というと当然のように、シェークスピアが絡んできて、さもありなん的に「ハムレット」に紙幅が割かれる。偶然一冊だけ読んだ同氏の戯曲が「これ」で、「ふむ」と思う。後日、ソンタグさんの日記に手を出してみたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

スーザン・ソンタグ

1933年1月16日、ニューヨークに生まれる。1963年、長編小説The Benefactor(『夢の賜物』)で小説家デビュー。翌年に発表したエッセイ“Notes on“Camp””(「“キャンプ”についてのノート」)によって現代文化の批評家としても注目を集め、1966年に第一評論集Against 

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品