傷と出来事

ジョー・ブスケ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309206271
ISBN 10 : 4309206271
フォーマット
出版社
発行年月
2013年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
281p;20

内容詳細

第一次大戦で負傷、後半生をベッドで過ごし、ただ「傷」と「運命」を見つめつづけた伝説の詩人ブスケ。ヴァレリー、ヴェイユたちが愛し、ブランショ、ドゥルーズらに深い霊感を与えた奇蹟の言葉、初の日本語訳。

目次 : 第1の書(「あらゆる歌には…」/ 「この書物は供給源である」 ほか)/ 第2の書(灰のツバメ/ 「真面目さについてのレッスン」 ほか)/ 第3の書(戦後/ 年鑑 ほか)/ 幸福なる書物(「ゆるぎなさ」/ 日曜日 ほか)/ 寓話思考(語調/ 「心は一頭の馬である…」 ほか)

【著者紹介】
ジョー・ブスケ : 1897年3月19日、ナルボンヌ生まれ。第一次世界大戦にさいして志願し中尉となる。1918年5月27日、一発の銃弾がその両肺をつらぬき、脊髄を損傷する。21歳で下半身不随となり、1924年から死にいたるまで、南仏カルカソンヌの「鎧戸を閉ざした一室」のベッドに横たわったまま執筆をつづける。そしてヴァレリー、ジッド、エリュアール、ポーラン、アラゴン、ヴェイユらと友情を結ぶ。1950年9月28日死去

谷口清彦 : 1977年生まれ、上智大学短期大学部非常勤講師、フランス文学

右崎有希 : 1979年生まれ、上智大学博士後期課程満期退学、フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 兎乃 さん

    ブスケの翻訳本、できれば全集のような形で もっと読みたい。『私は、ある行動の効果をこうむってきた。その効果をめぐる理解は時を経てはじめて与えられた。私が生にみまわれたとき、生それ自身も生にみまわれたのであり、私がまず生の痛みを受肉したのである。 生が私の心臓をおそおうとしたとき、生はおのれの胸部を切開したにちがいない。かくして廃墟があらわれたのであり、私はその亡霊である。』

  • いやしの本棚 さん

    ヴェイユと親交があったということから読んだ。詩や小説ではなくて、作品や思考の断片が積み重ねられたノート。感想を書けるほど、ブスケの思想を理解できたわけではないけれど、でも読んでいると落ち着けた。ストーリー性のあるものを読む体力がないとき、こういう本をゆっくり、急き立てられずに読むのはいい。わからないことは、わからないまま読み終えてもいいんじゃないかと。「傷が私の肉にうえつけたのは、私が傷を負った五月の夜に咲くバラである」21ページより

  • またの名 さん

    傷を招来した出来事を最高度の運命愛をもって受け入れ、出来事に従属するものとしてのみ自分の生を送る静謐な生活の中で書き綴られた言葉。収容所ほどの絶望のうちでも希望を持てると元気づける心理学者のような安易な答えには飛びつかず、難解さを自認する言葉によって、恥ずかしい黒歴史にも見えるノート集は静かな読書時間をメッセージとして読者に届ける瓶詰の手紙へと非物体的な意味の次元で変質する。現代思想の関連書を次々と放出する怒涛の河出書房が日本の書物群に付けた、新たな傷の一つ。

  • 月 さん

    傷は私より前にあり、それを実現するために私は産まれた・・南仏のカルカソンヌの鎧戸を閉ざした一室のベッドに横たわったまま執筆を続けた詩人の白色ノート。・・ひとりの人間の心のなかには、生それ自体のなか以上に、生のための場所がある。・・人間よ、よく覚えておけ。君は取るに足らない存在ではない。君は君という存在以外のすべてである。

  • hiratax さん

    作品全体に真夜中の匂いがある。文字通り真夜中に読んでいたので幸福な体験だった。

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ジョー・ブスケ

1897年3月19日、ナルボンヌ生まれ。第一次世界大戦にさいして志願し中尉となる。1918年5月27日、一発の銃弾がその両肺をつらぬき、脊髄を損傷する。21歳で下半身不随となり、1924年から死にいたるまで、南仏カルカソンヌの「鎧戸を閉ざした一室」のベッドに横たわったまま執筆をつづける。そしてヴァレ

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