キャロル・エムシュウィラー

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カルメン・ドッグ

キャロル・エムシュウィラー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309205106
ISBN 10 : 4309205100
フォーマット
出版社
発行年月
2008年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,226p

内容詳細

女が動物に、動物が女に変わる現象が発生。若い娘に変身中のセッター犬・プーチは、カルメンを演じるオペラ歌手になる夢を抱き、主人の元から家出するが…。奇想の女王が贈る不可思議とおかしみと愛に満ちた変身譚。

【著者紹介】
キャロル・エムシュウィラー : 1921年アメリカ・ミシガン州生まれ。49年にSFイラストレーターのエド・エムシュウィラーと結婚後、55年にデビュー。以後、今日にいたるまでSF/ファンタジーのジャンルを越えて、独自の世界を描き続けている。短篇集The Start of the End of It All(1990)で世界幻想文学大賞(短篇集部門)受賞。長篇The Mount(2002)でフィリップ・K・ディック賞を受賞。05年「私はあなたと暮らしているけど、あなたはそれを知らない」でネビュラ賞(短篇部門)受賞、同年世界幻想文学大賞の生涯功労賞を受賞

畔柳和代 : 東京医科歯科大学教養部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hagen さん

    飼い主の元を去るプーチは純朴な雌犬だが、あろう事か人間へと変身するのである。この世界は複雑で動物へ退化する人間もいる。赤ん坊を世話しオペラに感動し、動物の収容施設に送られ人々と巡り会うなど慌ただしい。面白いのは人間に変身しても飼い犬だった時の主人にかしずく本性を失なわず主人公の有り様は幾重にも解釈出来そうだ。寓話と冒険が入り乱れる中で、何処までも赤ん坊に対する母性を示し芸術を愛する彼女が様々の思惑の中で翻弄されていく姿が幾重にも描かれるているが、どうやらそこには大きな風刺の意図が隠されている様にもとれる。

  • 一柳すず子 さん

    プーチ、カワイイ。スラップスティックだけど大団円で、映像化はすごく難しそうだけど映画化されたら楽しそう。

  • なじゃ さん

    イメージが散漫で、結局平凡なフェミニズム小説に終わってしまってちと残念。もっと自由で強靭なイメージを生み出せる著者だと思う。

  • すけきよ さん

    趣味的に、感想を書きにくい小説だなぁ(笑)直球でフェミニズムなんだけど、そこはさすがキャロルおばあちゃん。かなり余裕を持った筆致で、苦手なフェミ味がきつくない。というか、けっこうエロくない?(笑)

  • sakanaga さん

    マルクス・アウレーリウスではなくオウィディウスを読むべきだろうか。

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キャロル・エムシュウィラー

1921年アメリカ・ミシガン州生まれ。49年にSFイラストレーターのエド・エムシュウィラーと結婚後、55年にデビュー。以後、今日にいたるまでSF/ファンタジーのジャンルを越えて、独自の世界を描き続けている。短篇集The Start of the End of It All(1990)で世界幻想文学大

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