アクセル ブラウンズ / 浅井晶子

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ノック人とツルの森

アクセル ブラウンズ / 浅井晶子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309204956
ISBN 10 : 4309204953
フォーマット
出版社
発行年月
2008年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,342p

内容詳細

ずっと昔、父が生きていた頃、母がアディーナを抱きしめてくれる日々もあった。でも、それは思い出せないくらい、ずっと昔。そして今、母は家中をゴミで埋め尽くす…。ゴミ屋敷で育つ少女の物語。

【著者紹介】
アクセル・ブラウンズ : 1963年、ドイツのハンブルクに生まれる。1984年、ハンブルク大学法学部を中退、執筆活動に入る。2002年、『鮮やかな影とコウモリ』を発表し、2003年度ドイツ文学賞デビュー部門候補となる

浅井晶子 : 1973年大阪府生まれ。京都大学大学院博士課程単位認定退学。2003年マックス・ダウテンダイ翻訳賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 星落秋風五丈原 さん

    匂いによって子供達からいじめられるアディーナ。年を重ねる毎に悲惨になってゆくクリスマス交換イベントの場面は、残酷な子供社会の最たるものだ。悪臭を放つゴミをため込む一方で、本当に大切な存在であるはずの娘を、生きながら捨てていた母親。ツルを飼育するアエラとの出会いが彼女を変えていく。母親が守ってくれない自分を守るために、一人でいじめっ子に立ち向かい、母親が顧みない家を清潔にしようとする。外へ外へと行く娘が、内へ内へとこもる母親のくびきを外す場面は、その行為自体はささいなものだが、静かな感動があった。

  • ぱせり さん

    死から生へ。生を勝ち取るための壮絶な戦いは、最初から「生」を与えられていたものにとっては想像を絶するものにちがいない。顔をあげて、強さを誇示するようなラストシーンは、感動的ですが、同時に今まで気がつかなかった危険なものも露わになったようで、不安になっています。

  • 椿子 さん

    表紙とちょっとぱらぱらめくった内容に惹かれて図書館で借りてみたのだけれどとても面白かった。なんて想像力の豊かな少女なんだろう!とわくわく読んでいると、段々主人公アディーナがおかれている状況が露になってくる。子供にとって親は絶対なんだな、と思った。愛情をたっぷりかけてあげることと、それを安定させてやることがとても大事。アディーナがかわいそうで、胸が痛くなるところがたくさんあった。ツルの森でいきいきしだすアディーナの様子など、とても見事。

  • yururu さん

    少女の悲しみだけでなく、家に次々とごみを運び込むお母さんの悲しみも伝わってくるようでした。仕事柄、作者が自閉症だということで前作とこの作品を呼んだのですが、自閉症の人は心(気持ち)が分からないというのは少し違うのかなと思います。むしろその人の奥底に沈んだ気分には、本人以上に敏感なように感じることもよくあります。

  • 小瑠璃 さん

    お気に入りユーザーさんが読まれていたので。なんともずっしりした作品。主人公はゴミ屋敷に住む少女。本来は、彼女の暮らす環境が特異なのだけど、幼く、そして母親を信じる彼女にとって特異なのは、家族以外の人々「ノック人」。けれど、そんな彼女の使う表現は「サクラ的」「キツネ的」などとと美しい言葉の羅列(それがまた危うい感じなのだけど)だったり、ツルの美しさには心惹かれていったりする。主人公の変化に目が離せません。ゴミ屋敷が描かれる中で、際立つツルの美しさ。酒井駒子さんの表紙がベストマッチです。

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