ロベルト サヴィアーノ / 大久保昭男

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死都ゴモラ 世界の裏側を支配する暗黒帝国

ロベルト サヴィアーノ / 大久保昭男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309204802
ISBN 10 : 4309204805
フォーマット
出版社
発行年月
2008年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,402p

内容詳細

南イタリアを本拠に、世界経済を蝕む巨大な新興企業マフィア「カモーラ」。その恐るべき実態を初めて暴いたノンフィクション小説。2006年度ヴィアレッジョ=レパチ賞、同年度ジャンカルロ・シアーニ賞受賞作。

【著者紹介】
ロベルト・サヴィアーノ : 1979年、ナポリ生まれ。「イル・マニフェスト」「イル・コリエーレ・デル・メッツォジョルノ」などの新聞に犯罪集団カモーラの記事を載せ、「ヌオーヴィ・アルゴメンティ」「ロ・ストラニエーロ」などの雑誌にルポルタージュを寄稿している。処女作の『死都ゴモラ―世界の裏側を支配する暗黒帝国』はイタリアで100万部以上のベストセラーとなり、2006年度ヴィアレッジョ=レバチ賞、同年度ジャンカルロ・シアーニ賞を受賞した。また、イタリア国内の各紙誌のみならず「ル・モンド」紙その他、欧米各国の書評でも高く評価された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    文章は詩的だが固有名詞の羅列もあり、読みにくく、四苦八苦。おかしい、『軽蔑』の翻訳者なのに何故・・・。カモーラの地元で生まれ、父親から「銃と学歴と持った男は普通の人間だ。それ以外は馬鹿者だ」と教えられてきた作者。そんな作者がペンを持って悪を断じる道に入るきっかけになったのはドン・ペッピーノの死だった。混ぜ物の麻薬でぶっ倒れたが、頭を踏む女のお陰で息を吹き返した男。その様子を見ていた作者が周囲から詰られる場面のシュールさ。一方で 敵対していた街の出身やヘマをした部下の関係者という理由で残虐な最期を迎える人々

  • 読書ニスタ さん

    コンテナ物語という別の本で、箱の規格を統一するだけで、世界の物流量が何百倍にも増加した、スゲーと思ったことがある。悪意も簡単に世界に流通したー、そりゃそうかーという本書。イタリアの暗部を潜入取材みたいな書き方、詩的な表現もあったり、悪意がまとわりつくようで、終始気持ちが悪い。マクロな数字は記載ないので、イタリア社会がどの程度の汚染度なのかもわからないので、鵜呑みにすることもできない。こんな世界には関わりたくないという、見下した?ような感覚を持って、読了。

  • 阿呆った(旧・ことうら) さん

    あ、ノンフィクションだったの?イタリアのマフィアについて。イタリアの闇を見た。

  • mejiro さん

    生まれ育った町がマフィアに支配されていて、抗争で人が殺される…信じがたいが、本書で描かれるナポリではこれが現実だ。この地にはマフィアの収奪システムが根を張り、人々を抑圧する。犯罪組織はなりふりかまわず金と権力を追い求める。組織のボスは頻繁に入れ替わり、抗争に終わりは見えない。犠牲者の名とその最期がページを占める…彼らの墓碑銘を刻むように。著者の憤りや無念と共に。終盤、著者は産業廃棄物で汚染された土地を訪れる。いっときの欲望が未来に強いる代償に戦慄する。想像を絶する地獄巡りと勇気ある告発の書。

  • 根雨一郎 さん

    ルポルタージュと呼ぶには叙情的に過ぎる。故に読みにくく、故に鋭く重く、故にひどく切ない。

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