クリスチャン オステール / 宮林寛訳

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待ち合わせ

クリスチャン オステール / 宮林寛訳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309204345
ISBN 10 : 4309204341
フォーマット
出版社
発行年月
2005年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,172p

内容詳細

男女2組のすれ違いの物語が、パリの動物園とセーヌ川の平底舟を舞台に展開する。日常の何気ない情景から意外性に満ちた高密度の物語世界を紡ぎ出す文体の魔術師、その名人芸が遺憾なく発揮された傑作。

【著者紹介】
クリスチャン・オステール : 1949年、パリに生まれる。パリ第4大学とパリ第7大学で学び、1972年に文学修士。書店勤務の後、推理小説を書きはじめ、1984年に『殺し屋の休息』で作家デビューを果たす。1989年の『バレーボール』で純文学系の作家に転身。1998年の『オディールのいないところ』で注目され、1999年『僕のアパルトマン』でメディシス賞を受賞。2001年刊行の長編第8作『家政婦』が映画化されてからは一般にも知られるようになった

宮林寛 : 1957年生まれ。パリ第7大学博士課程修了。慶応義塾大学文学部教授。専攻はフランス近代詩(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たっきー さん

    出ていってしまった彼女を待つ男の話。彼女を待ってるのに、友達の女から誘惑されたらあっさりのるんかい!とつっこみを入れてしまった。先に感想を書かれている方ほど深く読めなかったな…

  • uni さん

    原題Les rendez vous。そのままですが、待ち合わせというのはあまりしっくりこない。どちらかと言うと逢引き。原文は相当癖があるようで、訳者さんのこだわりで原文のピリオドと同じ位置に訳文の句読点をおいたらしい。その効果か主人公の妄想めいた思考や思い込みの激しい言動が色々読み手の頭にすんなり入り込んでくる。面白い文体の小説。主人公の男は思慮が足りなさ過ぎて終盤は頭くるってるとしか思えなかった。表紙お洒落。

  • ぱせり さん

    思えば、みんな「待ち合わせ」をしている。相手が知っているかどうかは二の次の待ち合わせが、混線している感じだ。これをほどくための鍵は、主人公も知らない大きな待ち合わせの渦中に、主人公もろとも読者もほうりこまれていることに気がつくこと、かな。どうにも不思議な人たちとお近づきになってしまったような気がする。

  • いたいけなべあ さん

    3か月前に恋人に去られた男が延々と恋人を待ち続ける、って話。 待っていることの正当性がとりとめのない思考からずるずると引きずり出される妄想で彩られ強引に結論付けされていく。 もう一人、妻に出奔された友だちが出てくるのだけど、その出奔妻が実は… もやもやが癖になる。

  • よ さん

    待つってそれ自体で妄想膨らむ状況なのかも。待ちながらずっととらわれてる人の頭の中に入っちゃったような本だった。

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