ミシェル・ビュトール

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即興演奏 ビュトール自らを語る

ミシェル・ビュトール

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309203874
ISBN 10 : 4309203876
フォーマット
出版社
発行年月
2003年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
清水徹 ,  
追加情報
:
20cm,368p

内容詳細

ヌーヴォ・ロマンの中心的作家と評されるビュトールが、初めて綴った文学的回想録。戦後の出発から現在まで、サルトルやブルトンら作家のことから、自作創作の秘密までを語りつくす。

【著者紹介】
ミシェル・ビュトール : 1926年北フランスのモンサン=ヴァルールに生まれる。パリ大学卒。戦後フランスを代表する作家、小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 燃えつきた棒 さん

    副題に「ビュトール自らを語る」とあるとおり、ヌーヴォー・ロマンの作家ビュトールが自作について詳細に語っている。/ 【ミシェル・ビュトールは一九七四年秋から九一年六月までジュネーヴ大学文学部教授の地位にあった。毎週公開講義が二つとセミネールが二つ(略)。 ー中略ー しかし定年を迎えようとするとき、同僚たちからの要望にこたえて、最後の一学年には自作について語るという公開講義をした。それがこの『即興演奏』のもとである(原題『ミシェル・ビュトールについての即興演奏ーー変容するエクリチュール』)(原語略)。】

  • マウリツィウス さん

    ビュトールの享楽批判序説を求めていけるでしょう。フランス現代文学における古典主義位置は新約意味でもある合流点、ジェイムズ・ジョイスを突破していける。古典主義の導入した文明史論絶対主義を批判する。「新約」、つまり旧約聖書の「預言」機能を承認したビュトール、古典主義と新約主義の二面価値を最終論旨に突き抜けた。従って『心変わり』にある停滞描写は忠実とも呼べ、古典主義の覇権を「誤謬としてではなく価値論」とする。デュラス、ビュトールは批判世界論を展開しオリジナル概念崇拝をエゴによる傲慢と見抜いた。/ユダヤ教仏語翻案

  • あなた さん

    今回ビュトールの発言を読んではじめて認識したのだが、実はビュトールが『心変わり』で苦心惨憺してつくりあげた文学的な語りに関する物語技法を京極夏彦が『塗仏の宴(始末)』であっさりやってしまっている。あれ読んだときは俺も全身総毛立って身震いしたけれども

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ミシェル・ビュトール

1926‐2016。フランスの小説家、詩人、批評家。フランス北部モン=ザン=バルールで生まれる。ヌーヴォー・ロマン(Nouveau Roman)の作家の旗手のひとりと目される。1956年、小説第二作『時間割』(L’emploi du temps)でフェネオン賞(le Prix F´en´eon)を受

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