アレッサンドロ・ボッファ

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おまえはケダモノだ、ヴィスコヴィッツ

アレッサンドロ・ボッファ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309203522
ISBN 10 : 4309203523
フォーマット
出版社
発行年月
2001年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,242p

内容詳細

8か月の長い冬眠を生きるヤマネの夢物語、不完全雌雄同体カタツムリの愛…。主人公ヴィスコヴィッツが様々な動物となって登場し、それぞれの悲喜こもごもの生を語る。イタリア文学待望の大型新人デビュー作。

【著者紹介】
アレッサンドロ・ボッファ : 1955年モスクワ生まれ。生物学を修め、ローマの生物学関係の研究所に勤務する。その後カリフォルニアへ渡り、さまざまな職に就いたのちタイへ移住、十年ほどを過ごす。タイでは僧院で瞑想生活を送り、またバンガローやレストラン管理などの仕事に就く。旅を大いに愛し、現在はローマとタイを行き来している。デビュー作の本書で、98年度エリオ・ヴィットリーニ賞(デビュー作部門)受賞

中山悦子 : 1957年東京生まれ。東京外国語大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。ヴェネツィア大学文学部卒業。現在、ヴェネツィア大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 新地学@児童書病発動中 さん

    主人公のヴィスコヴィッツは様々な動物の生活を経験する。ある時はメスに食い殺されるカマキリだったり、またある時は西部劇に似た生態系に生きる蠍だったりする。どの物語でもリューバと呼ばれる美しい雌が出てきて、主人公はメロメロになるのだが、彼の恋はうまく行ったり、行かなかったり。くすくす笑える奇想天外な物語で、同郷のイタロ・カルヴィーノを思い出した。この地球の多種多様な命を讃える物語でもあると思う。命のバトンを次の世代に渡すために奮闘する動物に対する慈しみが感じられた。

  • やいっち さん

    著者は生物学者で、その知識をフルに活用し、さまざまな<ケダモノ>になったつもりで、その動物の世界認識(作者のイメージするところの)の限界を意識しつつ、それぞれの動物独自の世界・人生固有の悩みを語る。  とはいっても、すこぶる人間的で、その人間も、西欧的というのか、日本人ならもっと感情移入して動物の心・心理を描くだろうところを、かなり動物を見下しているように思えてしまう。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    様々な生き物に転生し、必ず、リューバに恋をするヴィスコヴィッツ。蟷螂、寄生虫、蝸牛、麻薬犬、蟻、微生物、鹿などに転生していく彼の人生は恋が実ったり、実らなかったり、無慈悲に殺されたり、死んだりと波乱万丈。個人的に両性具有となる蝸牛の話とハーレム天国の裏を描く鹿の話、ひっくり返された事実に騒然となる黄金虫の話、ハードボイルド・ミステリーな麻薬犬、友情を裏切り、自己利益を求めた末路を描いた蟻の話、西部劇調の蠍の愛の話が好きだ。

  • 空猫 さん

    表紙に惹かれて。虫から鳥、獣まで様々な生き物の20の物語。その主人公はいつもヴィスコヴィッツ、ぞっこんに惚れるのは絶世の美女リューバ。なので読んでいると何度も転生しているかのよう。どの話もその生物に特徴を捉えてある。だからか毎回ヴィスコはオスの性(さが)を露呈し、可笑しくも哀しく皮肉に満ちている。カマキリは性交後喰われるし、ハーレムのボスは意外と激務だったり。巻末にイタリア特有の動物イメージが紹介されていた。犬や魚は日本とは少し違う所も面白い。

  • 月世界旅行したい さん

    カルヴィーノと似てると聞いて読んでみた。たしかに『レ・コスミコミケ』と似ていると言えば似ているけど、かなり違う。あっちのほうが法則と法則性に対して執着心が強い。こっちの作品は運命をもて遊ばれてる感じがする

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アレッサンドロ・ボッファ

1955年モスクワ生まれ。生物学を修め、ローマの生物学関係の研究所に勤務する。その後カリフォルニアへ渡り、さまざまな職に就いたのちタイへ移住、十年ほどを過ごす。タイでは僧院で瞑想生活を送り、またバンガローやレストラン管理などの仕事に就く。旅を大いに愛し、現在はローマとタイを行き来している。デビュー作

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