内なる殺人者

ジム・トンプスン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309203478
ISBN 10 : 4309203477
フォーマット
出版社
発行年月
2001年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,283p

内容詳細

テキサスの田舎町で保安官補をつとめる、一見物静かな男ルー。兄の復讐を誓う彼は、やがて病的なまでの残虐さで殺人を繰り返していく…。2000年のベスト1ミステリ作家ジム・トンプスンの最高傑作。

【著者紹介】
ジム トンプスン : 1906〜77年。オクラホマ州生まれ。職業を転々とした後、作家に転向。初期3作を除きペイパーバックで発表され、その活動も50〜60年代に集中した氏の作品は、死後の一時期忘れられ、キューブリック監督の『突撃』『現金に体を張れ』の脚本家、ペキンパー監督『ゲッタウェイ』の原作者としてのイメージが強かった。しかし、暴力と人間の邪悪な感情を、時に不気味なユーモアまじりで描いた作品群は、他に類を見ないノワールとして、フランスで読まれ続け、やがて本国での再評価、ほとんどの作品の復刊ラッシュがなされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • lovemys さん

    やはり読んでいて切なくなってしまうんだよね。何でこうもルーに同情してしまうのか。そんな自分が怖かったりする。自分の中の押さえられない衝動となんとか折り合いつけようと必死で生きている様。遂にたがが外れてしまった絶望。もう後戻りできない人生。分かっているけどどうしようもない辛さ。もっと他の道があったのではないかと思うけど、それを選ぶことができない自分。過去の何が今の自分を創ってしまったのか。本当に好きな人たちを大切にできない自分が自分の中にいて、どうしようもなくなっていくルー。最後まで同情しかできなかった。

  • 月夜 さん

    映画化されるという その予告編があったので まず 本を読んでみた。大人になってからは 翻訳ものが好きではない なんでだろう。 この本を読んでわかった気がした それ その あの  たぶんthis とか that とか it など ふんだんに使われていたんだろうな そのまま訳しているのだろうな そうすると とても 理屈っぽく感じる。やはり 私には 読みにくい。 などと思っていたら 「訳が下手」 と断じている読メの方がいて 思わず 拍手。同じ感想の人がいてよかった。

  • syachi さん

    自己保身マックスのようにみえるけど破滅というか報いを望みそこへ全力ダッシュしているようにしか思えないんだよなー。映画もみてみようかな。そして何か訳というかフレーズに違和感。1990年に訳されてるから仕方ないのかもしれないけど三百代言とか使うのかね?

  • くるまやさん さん

    エイミーの素敵さとその写真を見るルーの可笑しさがよかった。自覚、自覚。笑うという冷静さ。

  • 不璽王 さん

    サイコサスペンスにしては主人公の自分語りが少ない気がする。クライムにしては事件がメインじゃない気がする。なんだろうこれ、矛盾を楽しむのかな。

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