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Dtopia

安堂ホセ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309039282
ISBN 10 : 4309039286
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan

Content Description

第46回野間文芸新人賞候補作
安堂ホセは、物語の磁石を持っている。現実世界で排除された不都合で不穏でヤバい砂つぶてのような言葉を、暴力と倫理の磁石で吸い寄せ、反発させ、交渉させ、渦巻かせる。あらゆる倫理が覆され、暴力が吹き荒れている今、「暴力から暴を取りはずす旅」の物語が出現したことは、一つの事件だ。
読もう! 旅立とう! 旅によって運ばれるのは、あなた自身だ。
──柳美里
強烈な皮肉とクールな文体。
私たちの眼差しを切り開く手術(オペ)のような小説。
どこへ連れていかれるのかわからず、ひと晩で読み終えた。
──佐藤究
語りと構造、ストーリーの面白さの中に、資本主義や植民地主義、ウクライナ戦争やガザでの虐殺についての鋭い批判が、当然のように滑り込む。
極めて刺激的かつ、開放的。国境を越えて、世界にリコメンドしたい。
──須藤輝彦
この小説を読むことは自らの感性を問い直すことである。
異性愛主義や人種という不適切なカテゴライズにあらがうための、必読の一作。
──渡邉英理
典型的な物語に閉じ込められないための強烈な意志、ねじ伏せられない悪意と復讐がこれほどまでに徹底された作品はなかなかない
──水上文

【著者紹介】
安堂ホセ : 1994年、東京都生まれ。2022年、『ジャクソンひとり』で第59回文藝賞を受賞しデビュー。同作は2023年に第168回芥川賞候補、また2024年にフランス語版となる「Juste Jackson」がマルキ・ド・サド賞の候補となった。2023年、2作目となる『迷彩色の男』を発表。同作は2024年に170回芥川賞候補となり、デビュー以来2作連続の芥川賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    小説の枠組はボラボラ島で行われた「デートピア」。世界中から集められた(とはいっても偏りがあり、そのことは作中で指摘もされる)男たちが10人。そして、たった一人のかぐや姫、ミスユニバースといった陣容。そして、彼らは型のごとく、そこで美女の争奪戦を繰り広げるのである。ところが、内実の物語は、その参加者の一人であるキースの少年時から今にいたる屈折した物語と、早くから去勢願望を持っていたモモの物語である。それなら、外枠の物語は必要なのかとの疑問も当然に生じてくる。また、キースの睾丸摘出手術の持つ意味はそもそも⇒

  • 青乃108号

    まず「A」としましょう、そのストーリーがあって、ある程度興が乗ったところで「B」としましょう、「A」の登場人物2人の過去のストーリーが反社会的背景の中で延々と語られ、段々気分が悪くなってきてそれこそ作中の「拷問」を受けている気分になってきて意識が飛んだ。で再び「A」にストーリーは戻って行くんだけど、何でしょう。人種のミックス、トランスジェンダー、「A」のデートピアのヤラセ、ロケ地はタヒチ近郊ボラボラ島。青い海。過去の原爆実験。これだけ詰め込んで良く纏めたもんだ、と感心します。苦痛しかなかったけど。

  • starbro

    安堂 ホセ、3作目です。 2年連続での野間文芸新人賞候補作、恋愛リアリティショー×●丸摘出小説、衝撃作でした。 本書も芥川賞候補作となるかも知れません。 タヒチに行ったことがあるので、親近感が湧きました。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000761.000012754.html 【読メエロ部】

  • R

    あるリアリティショウに現れた日本人出演者の物語、でもあったんだが途中からまったく違う話しに飛んで跳ねて、気づいたら合流していて、ひっかきまわされる小説だった。ゲームとしてのリアリティショウの話しでひきつけられるのだが、その実、これを構成する様々な要素が、性別嗜好別国籍別、あらゆるカテゴリとのかけ合わせによってつくられていて、そこに潜むものが、身に覚えのある居心地の悪いもののように見た。純ジャパという単語を初めて知ったが、それが語られる世界線を見ることで自分の差別意識が透けたようで怖かった。

  • Apple

    きっと読む人によって少しずつ印象に残る部分が異なってくるような小説なのではないかと感じました。私はボラ・ボラの現地人マルセルの言っていることが印象に残りました。「ミックスの子供って,両方の気持ちの間で揺れ動きながら結局どちらのことも崩壊させずに架け橋になることを期待されるだろ」メインキャラの一人・キースをどうも捕え損なった私ですが、なにか通常あるステップを飛び越えてしまったような人物なのかなと思いました。何かの象徴らしき描写が絶え間なく現れる、読むのに体力を要すると感じた作品でした。

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