雷と走る

千早茜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309032085
ISBN 10 : 4309032087
フォーマット
出版社
発行年月
2024年08月
日本
追加情報
:
136p;20

内容詳細

雷のような逆毛を背負った、美しい犬。運命の相棒を裏切った、幼い私の「罪と罰」。

【著者紹介】
千早茜 : 1979年生まれ。2008年『魚神』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作で09年に泉鏡花文学賞を受賞。13年『あとかた』で島清恋愛文学賞、21年『透明な夜の香り』で渡辺淳一文学賞、23年『しろがねの葉』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    千早 茜は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 ジャカランダが国花だとすると、本書の舞台は、南アフリカでしょうか? 愛犬との出逢いと別離、中篇ですが、心に刺さる読み応えのある物語でした。 本書で、南部アフリカ原産のローデシアン・リッジバックという犬種を初めて知りました。 https://www.jkc.or.jp/archives/world_dogs/2454 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000714.000012754.html

  • いつでも母さん さん

    あぁ、この感じは紛れもなく千早さんだなぁ。匂いとか空気感、鮮明な色彩に体温を感じる作品だった。ここまで?と思わなくはなかったけれど(飼ったことが無いからなぁ私)虎と言うガードドッグに思いを馳せるまどかの、現在と過去の対比がとても切ない。日本に暮らすだけでは分からない事が多すぎる。この国は危うい、私たちは脆いのだ。

  • hiace9000 さん

    光と陰、乾いた赤土と手入れされた庭園の緑。その強烈なコントラストはアフリカの大地に匂う荒々しい野性と歴然たる貧富格差を作中で際立たせる。今作は著者幼少期の濃密な体験を色濃く反映させたかと察する「犬小説」。“守られてきた犬を自分は守ることができなかった罪”は、まどかの傷となって今も時に雷鳴のように心を苛む。決して御しきれない野性を内包する大型犬・虎と過ごした日々は、まどかの愛着形成の原点だったのだろうか。匂い・色彩・揺れる心象風景ー千早筆の持ち味をアフリカの風土と絡め紡ぐとき、愛は乾いた雷となって迸り奔る。

  • とろとろ さん

    幼い頃(小学校低学年)に海外(たぶんアフリカ)で暮らしていた時、番犬用の仔犬としてローデシアン・リッジバックと暮らした。その犬は「虎」と名前だった。調べてみるとライオンを狩る犬(別名ライオン・ドッグ)とある。全長70cm。体重36kg。背中に一筋の逆毛(リッジ)がある。いや〜っ、写真見るとすごいねぇ。特にこの背中のリッジがかっこいいねぇ。一目惚れだわ。おっと、読書の感想を…。当時の回顧をするという態(てい)で話は進む。犬も人間も同じ。真剣な愛が無ければ…。真摯に向き合う気持ちがなければ…。そう思うばかり。

  • モルク さん

    幼い頃父の転勤に伴い移り住んだアフリカの国。治安の悪さから近所でも車で移動、そしてガードドッグとして現地の犬を飼うことに。その中の彼女が選んだ「虎」との思い出。ひ弱な虎が雷のような逆毛を背負う容貌が如く本来の姿に変貌する。彼女に向ける信頼の目差しでお互いに愛し愛されていることを感じていた。が、虎の本能は押さえようがない。帰国が決まりガードドッグとして首輪もつけずに広い庭だけで自由にしていた犬が日本の住環境の中で対応できない。愛するものを裏切ったまどかの葛藤。ローデシアンリッジバック、この犬種は流石に…

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人物・団体紹介

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千早茜

1979年、北海道生まれ。立命館大学文学部卒業。2008年、第21回小説すばる新人賞を受賞した『魚神』(「魚」から改題)でデビュー。09年、同作にて第37回泉鏡花文学賞、13年『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞、21年『透明な夜の香り』で第6回渡辺淳一文学賞、23年『しろがねの葉』で第168回直木

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