テーゲベックのきれいな香り

山ア修平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309030883
ISBN 10 : 4309030882
フォーマット
出版社
発行年月
2022年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;20

内容詳細

西暦2028年。東京。その地で「わたし」は「わたし」を語りだす。

【著者紹介】
山〓修平 : 1984年東京都生まれ。詩人・文芸評論家。著書に詩集『ロックンロールは死んだらしいよ』(思潮社・2016年)、『ダンスする食う寝る』(思潮社・2020年・第31回歴程新鋭賞受賞)がある。本作『テーゲベックのきれいな香り』が初小説となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kuukazoo さん

    著者は詩人でこれが初の小説とのこと。これまでも詩人が書いた小説を読んだことはあるがそれらが小説家の書く小説とは違っていても小説であることを疑ったことはなかった。この作品は小説を踏み外しまくってて詩に近い印象だったが「小説という表現形態は、物語も、詩も、批評も、呪いも、祈りも、呻きですらも包括するものだ」というなら著者にとっては小説の方が詩より自由な形式なんだろうか。何が言いたいのか訳わかんない言葉を何も考えず浴び続けるのも小説を読むという体験なんだなとは思う。短歌が出てきたのは個人的にtimelyだった。

  • kentaro mori さん

    とんでもない小説を読んだ!!!●そして、わたしは窓枠に一匹の蜂の死骸を認めた。死後幾日か経っているのか、今朝死んだのかはわからない。だが、わたしはこれを志賀直哉だと気づいた。志賀直哉だ!

  • みなず さん

    流し読みしながら、飛ばし読み。ほとばしる言葉のうねりに、溺れそう。東京と虎子に、翻弄された。

  • Y さん

    「恐るべき小説」の名に恥じない「小説」だと思った。秩序の失った言葉が氾濫し、溢れ出て、紙面に展開されていく。この文脈を失った(=NO CONTEXTな)カオスは現代のSNSの様相そのものだと思った。「贖う」など口語ではあまり使わない言葉から、地名や人名などの固有名詞、口語でしか使わないようなスラング、雑多な言葉がカオスを形作っている。しかしこれは書くためにカオスを展開している作者の脳内を読むことで追体験することに他ならないだろう。

  • たまっと さん

    ☆☆☆ごめん、私には難解で付いていけなかった

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