これはちゃうか

加納愛子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309030814
ISBN 10 : 4309030815
フォーマット
出版社
発行年月
2022年11月
日本
追加情報
:
192p;20

内容詳細

「了見の餅」同じアパートに住む友人が元気ないっぽい。「イトコ」イトコという存在の不思議についてバズり記事書きたい。「最終日」美術展の最終日に駆け込んでマウントとってくる奴。「宵」映画研究会の言い伝え、〆切間近になると現れる怪奇。「ファシマーラの女」駅がいっぱい生えてくる変な町で。「カーテンの頃」失った両親の友人“にしもん”と二人暮らし。ちゃうか?ちゃうことないか?全6篇の陽気な短編集。

【著者紹介】
加納愛子 : 1989年、大阪府生まれ。2010年に幼馴染の村上愛とお笑いコンビ「Aマッソ」を結成。ネタ作りを担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やっさん さん

    ★★★★ キラキラ女子を斜め上から斬りまくる「最終日」も、異国の謎設定の中で淡々と進行する「ファシマーラの女」も、Aマッソの世界観そのものだった。純文学に寄せたイキった♀エじの文体に、加納さんの本気が見える。

  • ネギっ子gen さん

    【本当は、本当なら、毎日すましていたい。欲望に突き動かされるように取る行動もすべて自分の中に内包したかった】全6篇を収録した「Aマッソ」加納愛子の初の小説集。ちゃうどころか、ごっつええ感じやねん。こんなン好きや。『了見の餅』なんかもう題名からして秀逸やもん。でもって冒頭が、<お湯が沸き立つくすんだステンレスの片手鍋に、残っていた最後の切り餅2つを入れた時、濁流の川に魚を還す時のような微かな罪悪感が訪れた。しかしそんなものはほんの一瞬のことで、私の元を去った罪悪感は>と。なんとも味のある書き出しやねぇ……⇒

  • TATA さん

    Aマッソという人たちを全く知らない。家族が読んでいたので手に取ったけど、これは芸人さんとしての彼女を知ってると共感できる部類の作品なのかなという印象。文章も独特で、日常の出来事にあれこれと言葉を飾って表現する。それも少し奇抜で奇矯な言葉を使って。それに共感できるなら面白く読めるのだろうけど、小説の形態では尚更最後まで入りこめなかった。

  • gtn さん

    「イトコ」の一篇。そこに着眼するセンスがいい。血縁関係があるのに距離がある。親子、兄弟ほどの深さはないが、友達以上の関係だと信じたい著者。ちなみに、私は子供の頃、イトコは肉親だったが、時が経つにつれ、他人になった。肉親だと親に刷り込まれていたことに気が付いた。

  • ぜんこう さん

    Aマッソの加納愛子さんの短編が6編。映像作品が知らぬ間に消滅する「宵」とか、鉄道駅が生えてくる(?)「ファシマーラの女」とかが好き…三崎亜記さんみたいやからかも😉 ただ他のはちょっと入り込めなかったり、できたらAマッソのネタとして加納さんの喋りのほうが楽しめるかもなぁ、というのも。

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人物・団体紹介

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加納愛子

1989年大阪府生まれ。2010年に幼馴染の村上愛とお笑いコンビ「Aマッソ」を結成。エッセイ集『イルカも泳ぐわい。』、小説集『これはちゃうか』が話題を呼ぶなど、いまもっとも新作が待たれる書き手の一人。本書は3作目の著作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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