スガリさんの感想文はいつだって斜め上 3 5分シリーズ+

平田駒

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309028675
ISBN 10 : 4309028675
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
追加情報
:
206p;19

内容詳細

今回は取り上げたのは『走れメロス』と『秘密の花園』。学園の問題児・丹波舜斗が読書感想部にやってきた。人を寄せつけない舜斗とかかわるうちに、3年前に起きた大騒動の真相が浮かび上がる。はたしてスガリさんは彼らの失われた絆を取り戻せるのか?そしてスガリさん自身が抱える闇がいよいよ明らかに―!?「エブリスタ」から生まれた衝撃作!奇抜な感想文をヒントに隠された事件の真相に迫る、小説コンテストW受賞の驚異の新人がおくる学園ミステリー。

【著者紹介】
平田駒 : 1989年東京都出身。筑波大学卒。現在、通信会社でエンジニアをしながら執筆活動を行う。小説投稿サイト「エブリスタ」内のコンテストで2作品が受賞。2019年、受賞作『スガリさんの感想文はいつだって斜め上』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ☆よいこ さん

    読書感想部、3人目の部員は留年したキレやすい男子。[第五話:太宰治『走れメロス』]“スガリは激怒した。必ず、かの偏屈鼻曲な作者の罠を躱さねばならぬと決意した”留年の原因となった事件と、メロスの話をリンクさせるのは面白いが、肝心の謎解きがいまいちパッとしない。名古屋の土地勘とかないんで、もっとわかりやすくならんかね[第六話:バーネット『秘密の花園』]小説の時代考察楽しい。バラの茂った庭にあるドールハウスの密室の謎。▽目が滑る。スガリさんはいいけど、主人公が地味で魅力に欠ける。次巻につづく伏線終わりも微妙。

  • へくとぱすかる さん

    最初の話は『走れメロス』テーマ。とすると、古典部シリーズの例の短編と比べたくなる。あれも読書感想文が物語を動かしている作品だし、スガリさんの感想文も原作をパロるとか、上から目線の書き方だ。名古屋という都市に密着した作品とはいえ、ほぼ名古屋弁は出てこない。まぁ何にせよ、部員が増えるのはありがたいこと。スガリさんに人を見る目が余裕であるのが、名探偵らしくて堂々としてる。続いては『秘密の花園』テーマ。原作を知らないので、作中で語られるあらすじが頼り。こんな密室ミステリもあるのかと。可能性は考えておくものですね。

  • よっち さん

    学園の問題児・丹波舜斗が読書感想部にやってきた。人を寄せつけない舜斗とかかわるうちに、3年前に起きた大騒動の真相が浮かび上がる第三弾。今回は取り上げたのは『走れメロス』と『秘密の花園』。問題児の新入部員・丹波が悔いる過去の真相に繋がる太宰治の解釈だったり、高井田先生の暴走だったり、杏介に意外な同好の士が見つかったりと、スガリさん自身の破天荒ぶりは珍しく控えめで、読書感想部も部員が増えていい感じになりつつありますね。でも巻末の思わせぶりなエピローグはいかにも何かありそうで、次巻の展開が気になるところです。

  • 寂しがり屋の狼さん さん

    スガリさん、シリーズ3冊目(*^^*)隣街の図書館で見つけて速攻借りた(笑)今回は太宰治の『走れメロス』とバーネットの『秘密の花園』が物語の軸に📚️また、新な部員も加わってこれからが楽しみです(*⌒∇⌒*)2完も読まないと(笑)

  • マルコ(Marco) さん

    いきなり読書感想部に新入部員加入。留年し停学明けで卒業条件に6年間分の感想文を提出せよ、と滅茶苦茶な教頭の策に拠って、波乱の展開。今回のお題は『走れメロス』『秘密の花園』と有名だが改めてあらすじを読むと、色々どす黒い。太宰のひねくれ者ぶりも受け入れ難く、檀一雄とのやりとりを元にした実話、も初耳。「読んでも何も感じない」すら感想文として受け入れる部活…ならば、2話目は率直によく情景が浮かばず、苦戦したが好きな事は好き、と認める気持ちが重要と認識した。綴以上に奇人が登場したり、不穏な雰囲気が…。

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人物・団体紹介

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平田駒

1989年東京都出身。筑波大学卒。現在、通信会社でエンジニアをしながら執筆活動を行う。小説投稿サイト「エブリスタ」内のコンテストで2作品が受賞。2019年、受賞作「スガリさんの感想文はいつだって斜め上」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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