坊っちゃんのそれから

芳川泰久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309025087
ISBN 10 : 4309025080
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
299p;20

内容詳細

ご存じ、松山で大暴れして教師を辞め、東京に帰った坊っちゃんは、それから、街鉄の運転手になった!清は念願かなって坊っちゃんと二人暮らし、山嵐は幸徳秋水に出会い、大逆事件に巻き込まれ…激動の明治を駆け抜ける大ロマン、続「坊っちゃん」。

【著者紹介】
芳川泰久 : 1951年生まれ。フランス文学者、文芸評論家。早稲田大学仏文科卒業。同大学院後期博士課程修了。現在、早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はるき さん

    アナザーストーリーの域を越えた感じです。至極真面目なパロディなんですが、やや行き過ぎかと。

  • ようはん さん

    タイトル通り夏目漱石「坊っちゃん」の後日談の小説で明治後期の社会主義運動に巻き込まれ運命が変転していく坊っちゃんと山嵐を描いている。明治後期の東京の雰囲気、片山潜や幸徳秋水らによる明治後期の社会主義運動の流れや大逆事件に至るまでの背景を知れたのは良かったけど坊っちゃんのキャラクターは原典と比べるとなんか違う感じがあるし、山嵐のキャラクターや辿った運命も同じ坊っちゃんの後日談作品である小林信彦の「うらなり」の方がしっくりくる。

  • すのーまん さん

    教師生活がほんの短い期間だったことに改めてびっくり。で、その後どうなったのか気になってはいたんだけど…まさかまさか、これほど時代に翻弄されているとは。もうちょっと腰を据えて働きなさいよと言いたくなるけど、そんな時代だったんですかねー。胸のすくような快刀乱麻ぶりは原作に任せておいて、本作品では明治時代の混乱ぶりというか列強に必死に迫ろうとしている国家の様子がとてもよくわかりました。

  • su-zu さん

    坊っちゃんも山嵐もキャラ変わってますけど…的なことは言ったら野暮なのかしら…。でも、気になる〜坊っちゃんじゃなければ面白かったのに。

  • パーやん さん

    坊っちゃんのそれから...と名乗るには漱石に失礼だよなぁと感じる内容。坊っちゃん多田金之助は松山を離れて東京に戻り不動産の営業マンをしたり印刷工をしたりしていたがやがて社会主義者を取り締まる刑事になる。一方、山嵐も松山を追われ東京で、吉原で見かけたマドンナ似の花駒を身請けする為にスリで荒稼ぎする。片山潜や幸徳秋水が登場し時代背景を描かれていて、思わぬ収穫かなぁと思ったが、坊っちゃんとは全く繋がらないなぁ〜と。

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