軽率の曖昧な軽さ

中原昌也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309024424
ISBN 10 : 4309024424
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
追加情報
:
223p;20

内容詳細

例の東浦和の会場で殴られた瞬間以来、自分の意識は壁にのめり込んだかのように、前に出てこない。狂気と歓喜とキミが見せてくれた夢―中原昌也最高傑作!

【著者紹介】
中原昌也 : 1970年、東京都生まれ。「暴力温泉芸者」名義で音楽活動の後、「HAIR STYLISTICS」として活動を続ける。2001年、『あらゆる場所に花束が…』で三島由紀夫賞、06年、『名もなき孤児たちの墓』で野間文芸新人賞、08年『中原昌也作業日誌2004→2007』でbunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • vaudou さん

    「何であれ、把握した、理解したと安心した次の瞬間、それはもはや何物でもなくなり、わざわざ形容したりして、いちいち認識するのもバカらしい存在へと成り下がる」もはや話の出来不出来で語るべき作家ではないことは百も承知の上で、「良子の見た幸福」は出色の不条理短編だと声を大にして言いたい。ニートピア、家なき子でもこの趣の作品はあった。そして一方に「犬のしつけビデオに潜む落とし穴」等に見る、モザイク世界の混沌は不変の中原マナーである。

  • zakuro さん

    作家のどなたかがお薦めしていたので読んでみたが…。作者のことは知らず、表紙のデザインとタイトルから暗めの純文学だとばかり思っていたら、(勝手に)まんまと騙された。本をひっくり返せば「なんじゃこりゃ」というもう一つの表紙に早変わり。ジャンルでいうと何かなと考えていたら巻末の他作品の紹介文の中に「超前衛」という単語を発見。それな。1話目の『軽率』が1番まともだが、木下古栗ほどの振り切った感は無いし、残雪ほどの不条理感も無し。作家のお薦め本て変なのが多い。

  • しい☆ さん

    無理だった…

  • snana さん

    焼死体の残り火でたばこに火をつけるとかまったくわらかなくもあり、衝撃的で印象的。全体的には例えば人の話しを聞いて ふんふん言いながら、「あー晩御飯何にしようかな・・・冷蔵庫に入っているのは・・そういえば○○で豚肉が安いのっていつだったかな・・」と考えているような 散文っぽい文章

  • ルンルン さん

    悪い夢。悪い夢を見たのだと思って諦めよう。暴力温泉芸者って久しぶりに聞いた。なつかしー。

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人物・団体紹介

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中原昌也

1970年6月4日東京生まれ。作家、ミュージシャン、映画評論家、エッセイスト。1988年頃より音楽活動を始め、1990年にノイズユニット「暴力温泉芸者」を立ち上げ、国内外で高い評価を受ける。映画評論も手がけ、1998年には小説家デビュー。2001年に『あらゆる場所に花束が…』で三島由紀夫賞、2006

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