ジャックを殺せ、

今村友紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309022215
ISBN 10 : 4309022219
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
171p;20

内容詳細

“死なない敵”を暗殺せよ―高度資本主義社会に挑む哲学×アクション小説!

【著者紹介】
今村友紀著 : 1986年、秋田県生まれ。現在、東京大学大学院在籍。2011年、『クリスタル・ヴァリーに降りそそぐ灰』で第48回文藝賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちょき さん

    まったく訳がわからない。とコメントしてしまえばそれまでの話でそれ自体が作者の目的なのだろう。ひたすらシュール。多重人格とか脳の先天的異常とかそういう類の人の脳内のような話で、現実と虚構が入り混じる。ただこういう作品を残してしまうと後が続かないのではなかろうかと少し心配になる。表紙デザインはいいのだけれど...。終始、呆気にとられた。

  • 朝比奈さん さん

    こ、怖かった…。冒頭のゴルゴ13か!からの、ラリってませんかこの文章…。読了に超絶時間かかりました。しんどかった。ちょっと生理的に受け付けなかったかな。

  • ゆっしーな さん

    衝動的な暴力、みたいな作品。ジャックの名に象徴される苛立ちの元凶は、現代社会に漂う漠然とした不安とか鬱憤とか、いつの時代の「現代」でも誰しもが抱えている普遍的な感覚、なのだと思うのだけれど。つまり先鋭的なことは何も語られてはいない。ありがちなテーマをありきたりに描くのであれば、せめてもっと美しい文章で読みたかったな。

  • ぶうたん さん

    文藝賞受賞第一作だけど、著者は結局この後作家に見切りをつけて今はIT企業を作ってCEOをやっているらしい。それを聞くと物書きはファッションまたは一時の気の迷いで、あまり小説は好きではなかったのかもしれないと、邪推してしまう。なので、先入観たっぷりになってしまい素直には読めなかった。受賞作はSF的な作品だったようだが、本書はアクション小説の衣装で彩られている。全体的には舞城王太郎へのオマージュで、ガジェットをぶち込んで語っちゃったような作品。エログロもあるが淡白で、正直なところ楽しんだとは言えなかったかな。

  • いわのふみや さん

    例えば162p《なぜなら私自身もまた象徴的で抽象的な次元に迷い込んできてしまってるから》などなど、「〜〜的」って単語が頻出しすぎ。評論じゃなくて小説なんだし、はなっから読者を突き放せばいいのに、意味がわからないと言われるのが不安なのか、やたら意味を説明しようとする。ついにはタイトルの意味までちゃんと説明してくれるけど、その途端につまらなくなることには気づいていないらしい。舞城王太郎に影響されてるんだろうなあと思ってたら、セリフ中にもろ「煙か土か食い物」って出てきて、それはいいのか。

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