味な映画の散歩道

池波正太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309021638
ISBN 10 : 4309021638
フォーマット
出版社
発行年月
2013年02月
日本
追加情報
:
221p;19

内容詳細

「鬼平犯科帳」「必殺仕掛人」「剣客商売」などの名作を届け続けてくれた池波正太郎の糧は、映画であり食べることであった。早起きして映画、おいしいものを食べてまた映画、そしてちょっとひっかけ、帰宅して仕事、夜食、読者…。素晴らしい至福のひとときが伝わる映画人生の記録。

目次 : 怪傑・無頼・老猟師/ アメリカ映画の新生/ 物事は、すべて、これ/ エレガントな殺し/ “失なわれた時代”の明るさ/ ヒコーキ野郎のエクスタシー/ 鼓膜に残る銃声/ 阪妻・千恵蔵のすばらしさ/ カッコーの巣の上で/ マザースキー監督の青春群像/ 二人の“男”の冒険/ 大都会の孤独の報酬/ “思春期”に托す人間の未来/ テレビが造る不気味な現実/ すばらしき“西部の女”/ ルノワール作品の大いなる感銘/ ロイドの笑いの世界/ 粒ぞろいの正月洋画/ “男の生活”から消えたもの/ 胸に沁むルノワール作品/ 伝統ふまえた秀作“ロッキー”/ キートンの厳しいリアリズム

【著者紹介】
池波正太郎 : 1923年、東京生まれ。作家。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。60年、『錯乱』で直木賞受賞。1990年永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Noritoshi Tsurugaya さん

    映画の話の後に、数行、食べ物の話が入るのがなんともよいです。

  • kinkin さん

    池波流、映画の見方が興味深いです。

  • 一彩 さん

    「うかつには死ねない」って良い言葉だね。

  • えり さん

    『*月*日(中略) 夜ふけて台所へ行き、大きな[にぎりめし]を一つこしらえ、これを千枚漬でくるんだのと、けんちん汁をあたためて食べる。 仕事にならず、猫と遊ぶ。』

  • Natsuhiko Shimanouchi さん

    70年代半ば、映画の感想と、映画の後の食事などの日常が日記形式で綴られたもの。こんな風にエレガントに映画について語れたらと感嘆。私自身映画雑誌も熱心に読んでいた頃なので、未見の映画でも出てくるタイトルには覚えがあり、この本で思い出した映画も多く、改めて見直したくなった。そしてこの頃池波さんは50代前半から半ば、ちょうど今の自分の年代。アルドリッチにアルトマン、取り上げる映画のセンスの良さにも感服。これぞ粋。

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人物・団体紹介

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池波正太郎

大正12年(1923年)東京・浅草に生まれる。昭和20年鳥取の美保航空基地で終戦を迎える。二十五歳の時、作家長谷川伸に師事し、脚本家になることを決意。三十七歳、「錯乱」で第四十三回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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