舗装道路の消えた世界

古川日出男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309021461
ISBN 10 : 4309021468
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
黒田潔 ,  
追加情報
:
153p;20

内容詳細

絵が言葉をさそい、言葉が絵をつれてくる―。儚いものと強いもの。消えゆくものと残るもの。古川日出男の4つの短篇と黒田潔の繊細なイラストがまったく新しい形で共鳴しあう、ビジュアルストーリーブック。

【著者紹介】
古川日出男 : 作家。1966年、福島県生まれ。98年、日本人少年のアフリカ大陸での色彩探求譚『13』でデビュー。2002年『アラビアの夜の種族』で日本推理作家協会賞と日本SF大賞をダブル受賞。06年『LOVE』で三島由紀夫賞を受賞

黒田潔 : イラストレーター/アートディレクター。1975年、東京都生まれ。2003年より広告や雑誌、書籍のアートワークを手掛け、東京都現代美術館での「MOTアニュアル10」、韓国のナム・ジュン・パイクアートセンターでの展覧会等、国内外で活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 新田新一 さん

    作家とイラストレーターがタッグを組んだ一冊。黒田潔氏のシュールで硬質な雰囲気のあるイラストが美しいです。小説の方はいずれも難解なもので、意味を掴むのは簡単ではありません。心に浮かんだ心象風景をそのまま描いたような趣。散文詩のようで、詩の好きな私には好みでした。意味を分からなくても伝わってくるものは十分にあります。閉塞感と、そこから逃れようとする意志のようなものです。一話の「人」が一番の好み。ビルの最上階から身を投げることを、避難訓練という破れかぶれの主人公の言葉に、詩情と悲しみとユーモアを感じました。

  • さっとる◎ さん

    古川日出男の短編4つ。と黒田潔の絵、を写した写真の素敵本。発表順とは逆の並び。完成としての「舗装道路」、完成した「絵」、終わりとして完成でもある「4話目」。そこから、戻る。戻る?戻ったら過去があるはずなのに。なのにそこには未来もあるのだ。1日は1日なのに、永遠でもあって。蘊蓄でどうこうするのではなく、それを物語の中に閉じ込める手腕が本当にいい。夜だから光が足りない、それを「月光が足りずに、流れ出ている血には、赤、という色彩がない」こういう文章で表すその感覚もいい。古川日出男の文章がやっぱり好きなんだな私。

  • 深夜 さん

    人間は皆、思い思いに生きているように見えて、舗装された綺麗な道から逸れないよう、同調圧力に流されて生きていくのだ。動物を見ればそんなことはない。そりゃあ、群れだって歩く動物もいるけれど、ひとたび何かに気を取られれば、心ゆくままにそちらに歩を進めるだろう。前進することに、恐れなどないのだ。

  • 眠る山猫屋 さん

    ちょっと難しいのに、古川日出男の文体は好きだ。いちいちカッコいいし、リズムが合う、なんだか揺さぶられる。死後のような舗装道路の世界を歩く人々、ダムを神だと思う鰐の化身の少女の砂漠の旅、πという記号に魅せられた存在の解放、Q なる者の転生と変遷・・・。いや、感想なんて語れない摩訶不思議な連作(?)。

  • ぶうたん さん

    本書については美しい造本。まずはそこが挙げられる。そこに添えられた文章は、初期の作品とは異なり、物語性を相当量削ぎ落とした散文詩のような短篇である。キーワードはあるものの、イメージ先行でストーリー性は希薄なので、言葉そのものを楽しまないと本書を楽しむことは難しいのでは無いかと思われる。自分にはまだまだ楽しみ方がわかっていないようだ。

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古川日出男

1966年生まれ。98年、『13』でデビュー。『アラビアの夜の種族』で日本推理作家協会賞、日本SF大賞、『LOVE』で三島由紀夫賞、『女たち三百人の裏切りの書』で野間文芸新人賞、読売文学賞を受賞。2016年、「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」の『平家物語』全訳が話題に(本データはこの書籍が刊行され

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