開高健とオーパ!を歩く

菊池治男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309020952
ISBN 10 : 430902095X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年02月
日本
追加情報
:
222p;20

内容詳細

33年後のアマゾン、同行編集者が見た作家の横顔。

目次 : 序章 旅程と登場人物について/ 第1章 河は動く道である/ 第2章 見てくれ、この牙/ 第3章 英雄はつかれた/ 第4章 木ニ縁ッテ魚ヲ求ム/ 第5章 業火なのか、浄火なのか/ 第6章 さらば、草原よ/ 第7章 タイム・マシン/ 第8章 生きる歓び/ 終章 旅は港、旅は船

【著者紹介】
菊池治男 : 1949年東京生まれ。早稲田大学文学部卒。1974年集英社入社。「週刊プレイボーイ」を経て、「PLAYBOY日本版」創刊に参加、開高健の担当となる。1977年の『オーパ!』で六十五日間のブラジル・アマゾン取材に同行、以降、アラスカ、カリフォルニア、カナダ、コスタリカ、スリランカ、モンゴルなどの取材旅行で編集担当を務める。開高健との旅は延べ三百数十日に及ぶ。新書、学芸編集部などを経て2010年退社。開高健記念会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さっと さん

    「オーパ!」シリーズに同行した編集者による回顧録。単に小説家との旅をたどりなおすわけではなく(アマゾンが舞台なのでたどりようがないw)、編集者の目にうつった当時の旅のようすや小説家のことばがつづられる。このアマゾン行きから33年後にも鮮やかな記憶として残っているあたり、そりゃ「オーパ!」自身も新しい読者を得て読まれ続けているわけだ。

  • Toshi さん

    「オーパ!」の旅に若手編集者として同行した菊池氏が33年後にアマゾンを再訪し、自らの青春と開高氏や旅の仲間との親交を回想する。旅の仲間は、開高氏を始め、カメラマンの高橋氏、菊谷氏と既に鬼籍に入り、菊池氏もまた病魔の影に怯えながらも旅を決行する。何と素晴らしきセンチメンタル・ジャーニー!リアルタイムで「オーパ!」に胸を躍らせた僕らアームチェアー冒険家は、今再び菊池氏にその思いを委ね、ともに「オーパ!」を歩くのである。

  • Kajitt22 さん

    「オーパ!」の33回忌。小説家、開高健が生き生きと描かれている。読み進めると、甘酸っぱい、懐かしい思いがわいてくるのは、作家菊池氏と同世代だからだろうか。さっそく本棚にあるはずの「オーパ」を探すが、「フィッシュオン」、「オーパオーパ」はあるのに、見当たらず、もしかして未読かと思い、文庫版を購入した。 写真を見ても既視感はなかったのに、本を開いた第一章から開高健の文章は読んだ当時を思い出させた。

  • DEE さん

    オーパの旅に同行した菊池氏の物語。 アマゾンの地を再訪し、当時の様子を振り返ったり、開高健との思い出を反芻したりと、単なる旅物語ではない、いわばオーパのスピンアウトといってもいいかもしれない。 開高健のような男と旅をすることは、人の一生を大きく変えてしまうくらいの大イベントなんだろうな。 そういう経験をできた人を心から羨ましいと思う。

  • みっちゃんパパ さん

    大好きな文豪・開高健の手による紀行文の名作、オーパ!を初めて読んだのは、大学生のときだった。その頃のは既に文庫化されていた。この本は、オーパ!に同行した編集者が、旅の再確認も含め、改めてアマゾン流域に出掛け、当時を考えた作品である。この作品を読むと、文豪が何を書くかではなく、何を書かないかという、鋭い感覚を持ち合わせていたことがよく分かる。

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菊池治男

1949年東京生まれ。早稲田大学文学部卒。1974年集英社入社。「週刊プレイボーイ」を経て、「PLAYBOY日本版」創刊に参加、開高健の担当となる。新書、学芸編集部などを経て2010年退社。開高健記念会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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