月夜にひろった氷

銀色夏生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309020730
ISBN 10 : 4309020739
フォーマット
出版社
発行年月
2011年11月
日本
追加情報
:
176

内容詳細

「ポケットの中で星が揺れたのでこの恋はあきらめようと思った」…。星雲の静謐な輝きがどこまでも美しい、銀色夏生の初期詩集。書き下ろし「ポケットの中で愛が揺れたので」他1編を収録した決定版。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • シュエパイ さん

    君とくるまってねむるために、が一番ストレートに私に響くのです。緑色の澄んだガラスの小瓶に、海を閉じ込めたような風景が、私の目の前に広がるような感じ。ポケットの中で星が騒ぐので、と。あぁ、この胸の内に湧く感情を、どんな風に言い表したらよいのでしょう。一言で言い表せないこの感情を、この一冊が丸ごと表しているような気がして、何度もページをめくってはため息がこぼれるのです。だから、大好きなのです、この方の詩が。

  • ろっか さん

    「憧れと尊敬の気持ちを保てなくなったら、それは自分の限界。その人を愛する資格がなくなったということ」白と黒だけの色のない詩集。愛について、少し遠いところから眺めているような。しんとした雰囲気。静かな余白が言葉を際立たせている。『菜の花ばたけですれちがう』『水色のかきね』『風の中のふたり』『閑静な思いつき』『二人の今』『桃下恋人』『ポケットの中で 愛が揺れたので』が好き。図書館で借りた本だけどずっと持っていたい。「ほほえんでくれたこと 何って聞いてくれたこと さよならも今は 愛さえも今は 月夜にひろった氷」

  • 05 さん

    図書館で見つけた。余白にすら心を惹かれる。愛について冷めたような、遠慮しているような、傷つきたくないから距離をとっているような。でも諦めきれてない、そんな感じ。図書館の本だから返さないといけないけど、今度は本屋で探して買いたい。

  • ozoz さん

    1ページに一行から始まる詩集。ポケットの中で揺れたり、騒いだりするものは。。。余白の美が漂う頁が好き。宇宙のてっぺんのポケットも印象に残る。透明感と涼やかな文体が梅雨の気分をサラリとさせてくれました。

  • hiro6636 さん

    久々の銀色夏生。 ポケットの中で星が揺れたのでが好み。

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人物・団体紹介

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銀色夏生

宮崎県出身。詩人・エッセイスト。1985年、第一詩集『黄昏国』(河出書房新社)刊行。写真詩集、イラスト詩集、日記風エッセイ「つれづれノート」シリーズ(角川文庫)など、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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