おひるのたびにさようなら

安戸悠太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309018867
ISBN 10 : 4309018866
フォーマット
出版社
発行年月
2008年11月
日本
追加情報
:
20cm,128p

内容詳細

昼休み、真司の任務は、近くの病院へ行き、無音のTVの映像だけで昼ドラの筋を想像し、先輩女性社員へ報告すること…。視覚と聴覚のずれに揺れる世界をせつなく描く、企みに満ちた傑作。〈受賞情報〉文藝賞(第45回)

【著者紹介】
安戸悠太 : 1984年、愛知県名古屋市に生まれる。2008年、『おひるのたびにさようなら』で第四五回文藝賞を受賞する。現在、会社員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しょこら★ さん

    うーん、なんか不思議。どれがドラマで現実で、物語だったのか…わたしも、これが現実なの?夢なの?ってぐらぐらしちゃった。見えてるものだけが、真実じゃない。 ―どんなに嫌で苦しかったことでも、さいごのときには、終わりたくない、まだまだ続けていたい――でも、そうなったら、それはそれで、うんざりする。ふむ、終わりがあるからこそ、頑張れる、んだよね。

  • とうゆ さん

    主観がふわふわと、身近なコンテンツであるTVドラマを媒介に移り変わる。不確かで、面白い。

  • miiiii さん

    表紙のいろに惹かれて。とある描写に惹かれたので、他の文章も読んでみたくなった。

  • まるよし さん

    作りが巧妙で、発想がユニーク。視点が異なるとその時の主人公の主観も変わっていくのがうまい。時間の流れや転換した際に誰の目線なのかが、もう少しスムースに伝わるともっと良かった。構成で成功している一作。

  • ばー さん

    第45回文藝賞受賞。読みづらいと思い読み進めたがこういう仕掛けとは。上手に作られている、意欲作。単純な筋は、先輩女性社員に命じられ、会社を抜け出して近くの病院に昼ドラを見にいく主人公が一つの軸。そしてその昼ドラ世界の描写がもう一つの軸。だがこの二つの軸は非常にふわふわとしたもの。最終的に明らかになりますが、この小説はメタ小説です。資格と聴覚のズレが巧妙にそれらをごまかします。@この小説の語り口としての昼ドラ世界Aこの小説の語り口としての昼ドラを見る世界

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安戸悠太

1984年、愛知県名古屋市に生まれる。2008年、『おひるのたびにさようなら』で第四五回文藝賞を受賞する。現在、会社員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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