桜遍路

津村節子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309018676
ISBN 10 : 430901867X
フォーマット
出版社
発行年月
2008年06月
日本
追加情報
:
20cm,217p

内容詳細

夫、吉村昭の死から2年。作家として妻としてともに人生を歩んだ夫への想い、創作の舞台裏、文学仲間との想い出、折にふれた日本の伝統美…。人生をしなやかに描き出す、感動の最新エッセイ52篇を収録。

【著者紹介】
津村節子 : 1928年、福井県生まれ。学習院短期大学部卒業。64年「さい果て」で新潮同人雑誌賞、65年「玩具」で芥川賞、90年『流星雨』で女流文学賞、98年『智恵子飛ぶ』で芸術選奨文部大臣賞、2003年に恩賜賞・日本芸術院賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • あつひめ さん

    好きなもの、興味のあるものを大事にしている津村さんの考え方がとても素敵に見えました。人の意見にぶれないと言うか。人とも真摯に向き合うからこそ素敵な人間関係が生まれ半世紀もの長い長いお付き合いが成り立つのだろう。私もそんな長い付き合いのできる人間関係を築きたくなった。装丁の桜がとても気に入り手に取った。こんなブックカバーがあればいいのになぁ〜。夫婦でも相手の作品に対することを口にしなかったそうだが、相手を家族としてではなく作家として見ているからだろう。そういうところも大人っぽい気がする。とても憧れる関係だ。

  • がぁ さん

    美しく丁寧な日本語を読むと心が洗われます。どのエッセーも対象に迫る気迫のようなものが感じられ、しかし適度な距離をおいているので品もあります。吉村氏を偲ぶ文章にはあふれんばかりの悼みがあって、胸がしめつけられました。

  • 黒豆 さん

    夫婦のかかわり、周りの人との関わり、取材の状況など、興味深い話たくさん、この人の小説を順番に読んでみたくなる内容だつた

  • バーベナ さん

    著者の書く小説は、とても綿密な取材があっての作品だということがよくわかる。夫:吉村昭氏の最期にも触れている・・・。

  • なあちゃん さん

    前回のエッセイ集「似ない者夫婦」の続きに当たる。 このエッセイにまとめられた文章が書かれた間に、夫、吉村昭氏の闘病、死去があったため、「今回はとりわけ多難な月日を重ねていて、わがことなど顧みるいとまもなかったので、こうして1冊になったのを見ると感慨深い」とあとがきにある。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

津村節子

1928年福井市生まれ。学習院短期大学国文科卒。1953年吉村昭と結婚。1964年「さい果て」新潮社同人雑誌賞受賞。1965年「玩具」芥川賞受賞。1990年『流星雨』女流文学賞受賞。1998年『智恵子飛ぶ』芸術選奨文部大臣賞受賞。2003年恩賜賞・日本芸術院賞受賞。2011年「異郷」川端康成文学賞、

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品