浮世でランチ

山崎ナオコーラ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309017785
ISBN 10 : 4309017789
フォーマット
出版社
発行年月
2006年09月
日本
追加情報
:
20cm,192p

内容詳細

明日の私は、誰とごはんを食べるの…。人が人と関わる意味って何。25歳の私が「世界」に触れる、一瞬の奇跡を描く。「人のセックスを笑うな」の著者が贈る、文藝賞受賞後第1作。

【著者紹介】
山崎ナオコーラ : 1978年生まれ。2004年「人のセックスを笑うな」で第41回文藝賞を受賞して、デビュー。デビュー作は、第132回芥川賞の候補作にもなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おしゃべりメガネ さん

    『人のセックス〜』以来、約5年半ぶりの山崎さん作品でした。想像していた通り、悪い意味ではなく、ふんわりとしたつかみどころのない独特な世界観は健在?でした。何かを読みとり、学ぶのではなく、とにかくそこに書かれている文字を吸収し、ひたすらその世界観に浸る、そんな流れがこの作者さんの醍醐味なんでしょうね。仕事やプライベートにイライラしがちな方には、うってつけの処方箋だと思います。とにかくココロが癒されるというよりは、いい意味で冷やされます。正直、読後に何か残りますかと聞かれたら、答えに少し困りますが・・・。

  • 優希 さん

    面白かったです。淡々としているけれど訴えて来る感じがありました。正直すぎて人と上手く関われない不器用な感じ、神様との手紙、そんな1つ1つが折り重なって物語になっていく雰囲気が好きだと感じます。人と人はすれ違っているようで、付き合ってみないと分からないんだなと思わされました。時間が交錯していく中で見過ごしがちな「気付き」のある作品。何となく漂うゆるさも心地よかったです。

  • まあか さん

    わかるような、わからないような、ポワンとした読後。読んでいて、とても楽しいし、表現も素敵で綺麗。小さい時から、しっかり自分というものに向き合う主人公にスゴイな!と思った。私自身は、多数派の意見に飲み込まれて、人に合わせながら、ビクビク生きてきたので、主人公の意見にはハッとさせられることが多かった。色んな人がいて、色んな人とこれから出会う、それも人生における楽しみだと思う。

  • ほほほ さん

    山崎ナオコーラさん初読み。お気に入りさんのレビューで気になり読んでみました。25歳のOLである現在と中学生時代が交互に進み、少し変わったお話かもしれませんが良い話でした。単行本の表紙もかわいくて好み。他人とはちょっと違う自分の思考が誇りで、マイノリティを気取り、気の合う人としか話さない主人公は、一見かっこいいかもしれないけどやっぱりイタい。理想の職場なんてない、理想の友達なんてできない、それは真実かもしれないけど、人間を好きになれない理由にはならない。晴れた公園であははははと笑うラスト、かわいくて好き。

  • nonたん さん

    この空気感。好き嫌いありそう…私は好きだな。自分探しの旅と中2の思い出(友達)がリンクしてるお話。退職した会社の同僚三上さんがなんかイイ人で…。『人のセックスを〜』も良かったし、もう少し読んじゃおうかな〜な作家さん入り!

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山崎ナオコーラ

作家。性別非公表。2004年にデビュー。目標は、「誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない文章を書きたい」。日常の社会派。趣味は育児(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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