神様、ボクをもとの世界に戻してください 高次脳機能障害になった息子・郷

鈴木真弓

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309017723
ISBN 10 : 430901772X
フォーマット
出版社
発行年月
2006年08月
日本
追加情報
:
20cm,219p

内容詳細

今話したことも憶えていない、突然キレる…。スキー事故で奇跡的に助かった20歳の息子に下された診断は「後遺症なし」。医師の無理解、自殺未遂などの困難を乗り越え、社会復帰を果たすまでを綴った母の手記。

【著者紹介】
鈴木真弓 : 1953年生まれ、東京都出身。理容師国家試験取得後、実家の理容室にて理容師として働く。サラリーマンの夫と結婚、三男の出産を機に理容師を辞める。夫の会社設立で、家業兼主婦の日々を過ごす。1998年、長男・郷がスキー場で事故に遭遇し、高次脳機能障害を負ってから、毎日が一変。高次脳機能障害との闘いの日々がはじまる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • テンハル さん

    【タイトル買い】前途洋々な若者であった長男が、不慮の事故により「高次脳機能障害」になってしまった。命さえ助かれば「元どおり」になると信じていた母の心情を赤裸々につづった手記です。救命治療と脳外科手術の発達により、誰もが当事者になるうる後遺症の知名度の低さには、多種多様で日々変化する脳の状態を、身内以外の第三者が以前とは違うところを明確に、正確に診断することが難しいところにあるんだと知りました。

  • まこ さん

    高次脳機能障害という障害は、小さな脳損傷から起こるが、診断にたどり着くまでの道のりは長い。 周囲の理解も乏しい。 何より、自分へのトリセツが必要な障害と思う。

  • ヤナギ さん

    不慮の事故で障がいを負ってしまった息子を支える母の強さに涙した。家族がバラバラになりそうで、母自身も逆境に壊れそうになりながらも完治を信じて何件も病院を駆け回り凄いと思った。辛い時に息子の死を願う気持ちはよくわかる。でも乗り越えた時に暖かく見守る姿勢にかわっていて心境や価値観の変化はとても勉強になった。なによりも障がい者に対する接し方や捉え方の変化はとても参考になった。

  • いけだ さん

    どうにもコントロールできなくなってしまう自分をいつもどこかで客観的に見ているような節があって、この題名の台詞や「どうして僕は助かったの」という言葉があまりにも痛ましくてやりきれなかった。 私たちが無意識に感じてるほど福祉制度は全然守ってくれず、全く理解してくれず、自分で行動しないと、誰も助けてくれない、残酷な世の中のしくみを見た。 その中を乗り越えていく彼がいかに強くてかっこいいか、ほんとにすごいと思う!

  • まこ さん

    高次脳機能障害という障害は、小さな脳損傷から起こるが、診断にたどりつくまでの道のりは長い。 周囲の理解も乏しい。 なにより自分のトリセツが必要な障害と思う。

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