風のささやき しづ子絶唱

江宮隆之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309016139
ISBN 10 : 4309016138
フォーマット
出版社
発行年月
2004年04月
日本
追加情報
:
400p;20

内容詳細

敗戦直後の混乱期、ひとりの女性俳人が、タブーとされていた性の言語世界に足を踏み入れた。彗星のように現れ消え去った幻の俳人、鈴木しづ子の波乱に満ちた人生と作品を辿る。

【著者紹介】
江宮隆之 : 1948年山梨県生まれ。『経清記』で第13回歴史文学賞受賞。『白磁の人』で95年課題図書および第8回中村星湖文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 山男777 さん

    先の大戦後活字に飢えた国民に彗星のように俳句界にデビュー。物資も不足の中575四季にとらわれる事なく自由奔放に独自の世界を詠いいきなり5000部も読まれたという。持続は力なりで日記のように日々俳句を作り続けその数膨大なものとなっている。折しも戦後の社会秩序の構築時生活の場を求めて放浪、いつのまに世の中から消えた。伝説的な俳人。 中身の濃い男性遍歴最後はイケメン黒人兵との蜜月。除隊後黒人兵の不慮の事故死。その後は語られる事はない。読了後余韻が残るいい本だった。

  • マコ さん

    やっと読めた。夏みかんが文庫化されるタイミングで読めて嬉しい。研究書のようなものを想像していたが、取材をもとにした小説+俳人としての再評価になっていて、単純に読み物として面白かった。やはりこの人の周りには人間/俳人として誠実でない人が何人かいたようだ。勝手なストーリーを押し付けてくる人の発する雑音は相当めんどくさい。それから師匠はどうかしてる。ケリーとの場面はすごく良かった。欲を言えばケリーとなら死ねるを入れてほしかったな。未発表の子供を題材にした句もすごく良かった。これも復刊になればいいのに。

  • カイオン さん

    代表的な句が引用されつつ、それぞれに物語としてのエピソードを絡める展開が良かった。伝説は、伝説としてどこまで敷衍されていくのか、という作者の追及の核を、「余談」と前置きしつつ考察するところに誠意を感じた。

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江宮隆之

1948年生まれ。小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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