過ぎて行く歌

斎藤史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309013985
ISBN 10 : 4309013988
フォーマット
出版社
発行年月
2001年02月
日本
追加情報
:
20cm,242p

内容詳細

黎明の明治に生を享け、21世紀をも詠み続ける歌人・齋藤史が世に問う幻の小説「過ぎて行く歌」「太鼓」。半世紀の刻を超えついに刊行。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • prefabjubilo さん

    歌人である齋藤史さんの小説が、二編、「過ぎて行く歌」と「太鼓」が収められています。表題作は、1948年信濃毎日新聞社創業75周年懸賞小説第一席入選の「過ぎて行く歌」を大幅に加筆したものです。 短編の「太鼓」は、村の盆踊りを背景に、未亡人の心の動きを見事に描写している短編です。こちらだけでも、十分に読む価値があります。 山口泉さんの解説、俵万智さん・水原紫苑さんのゲストエッセイも掲載されています。

  • thugu さん

    俵万智のエッセイで紹介されていたため読んだ。以下、印象に残った場面。〈不意に、岡は手をあげた。両手を、がっしりと阿佐子の肩の上に置いた。引寄せるでもない、押しのけるでもないーただ、置いたのだ。ー彼女の白いブラウスの威厳めいた肩の張りはたちまち押しつぶされ、その中の肉体の清らかな丸みは、大きい彼の掌の中に、完全に包み込まれた。〉〈「いや」と止める拍子に、手が触れた。そのまま握った。女の手は、こんな時引っ込む動きをするはずであった。〉〈〉

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人物・団体紹介

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斎藤史

1909年2月14日、生まれ。27年『熊本歌話会誌』、佐佐木信綱の『心の花』等に作品を発表。28年『アララギ』に短期間入会。阿蘇山「安居会」に最年少で参加。31年1月、前川佐美雄、石川信雄らと『短歌作品』を創刊。5月、結婚。39年4月、父瀏を主宰に『短歌人』創刊。40年『新風十人』に参加、佐藤佐太郎

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