緊急招集(スタット・コール)地下鉄サリン、救急医は見た

奥村徹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309012698
ISBN 10 : 4309012698
フォーマット
出版社
発行年月
1999年02月
日本
追加情報
:
20cm,221p

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読書メーターレビュー

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  • デューク さん

    「教訓は普遍化することによってのみ、教訓たりえる」。緊急医として地下鉄サリン事件の最前線にあった筆者が語る、医療現場の記録。 筆者は地下鉄サリン事件当時、聖路加国際病院で緊急医として勤務していた。首都中枢が毒ガステロを受け、数千名の死傷者を出すという未曽有の事態に、医療スタッフたちはどのように対応したか。時系列に剃って克明に描かれた記録。前半の事件当日の記録も、後半の緊急・災害医療体制への提言も、鳥肌が立つこと請け合いの一冊である。おすすめ

  • たかむら さん

    地下鉄サリン事件の当事者(医療現場)として、その時の様子を克明に描かれていて衝撃的。マスコミなどではあまり語られない、医療現場の状況や二次被害、収容の問題などが浮き彫りにされている。当事者だからこそわかるマスコミ報道の在り方のメリット・デメリット、救急搬送の混乱が分かるのは良かった。後半に進むにしたがい、医療、マスコミ、救急の対応、政治などへの提言が中心となり、まるで半分論文を読んでいるよう。本書の提言をそういった関係者が読んで、何かしらの対策を取ることはあるのか・・・と考えると少し残念な気持ちになった。

  • ネコタ さん

    地下鉄サリン事件で実際に起こった様子を救急医が詳細に描いている。事件についてはもちろん日本の救急医療・災害医療に対する疑問・課題を明らかにしている。

  • seura さん

    「普段してないことを災害時になって初めて行うことは間違いである」(普段使ってるやつか、非常用だとしても訓練で使って慣れとく)/ギョウザの包みの臭いと汁にも警戒してしまうくらい

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人物・団体紹介

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奥村徹

1963年福岡県生れ。順天堂大学医学部卒業。沖縄県立中部病院ハワイ大学卒後研修プログラム、順天堂大学付属病院研修医を経て、平成2年川崎医科大学救急医学教室に入局、現在に至る。専門はショック病態生化学、臨床中毒学、院内感染学。また、日本環境感染学会認定のインフェクション・コントロール・ドクターであり、

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