ひたくれなゐに生きて

斎藤史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309012070
ISBN 10 : 4309012078
フォーマット
出版社
発行年月
1998年03月
日本
追加情報
:
20cm,162p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • しげ さん

    短歌、俳句を嗜むほど学は有りませんが梯久美子さんの「この父ありて…」で故人、齋藤史さんの作品を遅ればせながら知るに至り、改めて「詠」の世界について知る機会を得ました。本書では俵万智さんらとの対談を通し明治、大正、昭和、平成を生き抜いた歌人としての貴重な語りを聞かせて頂けました。226事件で処刑された同級生、処分を受けた父、残念ながら宮中歌会の召人として皇居を訪れる前の対談なので、その部分の感想は有りませんが様々な思いや出来事もさらりと語られており、歳月を経る事の意味、達観された深みを感じました。

  • かふ さん

    齋藤史の歌集かと思って借りたらインタビュー集だった。俵万智、佐伯裕子、道浦母都子と世代が違う三人がそれぞれインタビューする。俵万智は孫みたいな感じで昔話に花が咲く。モダニズムで出た齋藤史には俵万智には違和感ないように感じる。佐伯裕子は、死刑囚の肉親を持つ者同士なのだが、事情の違いがある。戦争を語る母と娘のような対話だったかな。道浦母都子は一番語れたのは天皇や歌壇に対しての反抗精神みたいなもの。批評精神とか。ただそれぞれ違う三人に対して同等に語り合っているのが素晴らしいと思った。お茶目さもあるモダン婆さん。

  • 竹薮みさえ さん

    なんというか、緒方貞子もそうだけど、この斎藤史もまた育ちがいいのだ。教養のある親に、教養の他清貧や気概やそんなものが感じられる。男にまけないではなく、やりたいことをしたたかにやってその結果、男を凌駕したというところも共通する。

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人物・団体紹介

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斎藤史

1909年2月14日、生まれ。27年『熊本歌話会誌』、佐佐木信綱の『心の花』等に作品を発表。28年『アララギ』に短期間入会。阿蘇山「安居会」に最年少で参加。31年1月、前川佐美雄、石川信雄らと『短歌作品』を創刊。5月、結婚。39年4月、父瀏を主宰に『短歌人』創刊。40年『新風十人』に参加、佐藤佐太郎

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