少年アリス 三月うさぎのお茶会へ行く

長野まゆみ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309007410
ISBN 10 : 4309007414
フォーマット
出版社
発行年月
1992年01月
日本
追加情報
:
61p;19X14

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読書メーターレビュー

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  • なつ さん

    前半は「少年アリス」の世界を描いたイラスト集。大好きなあの場面が再現されて感動の連続です。幻想的な光景がとても素敵。後半は「不思議の国のアリス」をモチーフとした短編。お茶会に集まった面々のかけあいが、カオスでコミカルで引き込まれました。また、アリスが常に蜜蜂を考えていて(たぶん蜜蜂も)、2人の結びつきが強く感じられます。

  • 二藍 さん

    ずっと読みたかった『少年アリス』の続編! 『星降る夜のクリスマス』と同じように、前半はイラスト集、後半は短編小説という構成。イラストは「もしやこれはあの場面?」と想像しながら楽しめた。小説の方は、アリスがくだんのおかしなティー・パーティに迷いこむお話。長野風にアレンジされた、それでもやっぱりどこか狂っているお茶会。ここでもキーワードは卵なんだね。

  • *ふうか* さん

    アリスのオマージュで、イースターのお話。

  • みどり さん

    ほとんどが少年アリスのシーンを長野さんのイラストで再現したもの。アリスも蜂蜜も学校風景もイメージした通りで感動した。その文や風景を考えた人自身が絵を描くと世界観そのままを魅せてくれるのだなと感じた。期待を裏切ることはなかった。少年達は美しくて中性的、潔癖でずっと見ていたかった。アリスは栗色のような黄金色のような髪の毛で大きいタレ目だった。物語はアリスがお茶会にいくという話だった。不思議の国のアリスの毒々しい世界と長野さんの透明な少年たちはわたしの中では独立していたので、うまく調和していたのは意外だった。

  • 紫陽花 さん

    アリスと蜜蜂に久しぶりの再会。「改造版少年アリス」に比べると「不思議の国のアリス」の印象が強かった。常に蜜蜂のことを考えているアリスがかわいい。たぶん蜜蜂もいつもアリスのことばかり考えているんだろうなと最後の蜜蜂がアリスの家に来たシーンを読んで思った。前半のポストカード集は少年アリスのストーリーに沿ってならんでいて、また読みたくなった。どれも綺麗で二人の細い手足がとてもセクシーで好き。

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長野まゆみ

東京生れ。1988年『少年アリス』で文藝賞受賞。2015年『冥途あり』で泉鏡花文学賞、野間文芸賞受賞

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