昭和史と私 文春学藝ライブラリー

林健太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784168130762
ISBN 10 : 4168130762
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
追加情報
:
378p;16

内容詳細

歴史学の泰斗が、自らの半生を重ね合わせながら活写した激動の昭和史。東大紛争で過激派学生と堂々と渡り合ったのちの東大総長も、若き日はマルクス主義に心酔する学生だった。時代の空気を肌で感じて生きた筆者が、金融恐慌から太平洋戦争、冷戦と安保騒動、ベルリンの壁崩壊までを俯瞰的に描いた名著。

目次 : 昭和の幕開け/ 南京事件と山東出兵/ 満州某重大事件と天皇の悲劇/ 「旧制高校」というもの/ マルクス主義に心酔した頃/ 西洋史との出会いと滝川事件/ 二・二六事件と昭和天皇の決断/ スペイン内乱とシナ事変/ 東大経済学部の内紛/ 太平洋戦争と私の召集/ 敗戦から戦後へ/ 共産党シンパから社会党シンパに/ 戦後日本の大きな岐路/ 冷戦のはじまり/ 清水幾太郎と全面講和運動/ 進歩的文化人との最初の論争/ 六〇年安保騒動の前夜/ 二年間の欧米留学/ ベルリンに壁がつくられた日/ 安保騒動後の日本、そして世界/ 東大紛争百七十三時間の軟禁/ 昭和は終わり ベルリンの壁は崩れた

【著者紹介】
林健太郎 : 大正2(1913)年1月2日生まれ。歴史学者。東大名誉教授。東京府立第六中学校(現在の都立新宿高校)、第一高等学校を経て、昭和10年東京帝国大学を卒業。その後、一高教授となり、22年東大助教授、29年教授となる。43年東大紛争当時は、文学部長として活躍。48年に東大総長となる。その後、日本育英会会長、国際交流基金理事長、自民党参議院議員等を歴任。平成16(2004)年8月10日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さきん さん

    講座派と労農派、レーニン派とスターリン派、ソ連派と中国派と限りなく抗争を続ける様子、または戦後のドイツ留学で知るソ連の蛮行を耳にして転向していく著者の思想変遷を語る。ここまで自分を客観視できないと、拉致事件時の尋問を超えるのも難しかったと思った。それにしても40過ぎまでイデオロギーに囚われていて、そこから抜け出すのは大変な努力を要すると感じた。

  • 新 フミト さん

    昭和という時代と共に生きた知識人であるから、分かりやすく昭和に起きた事件の数々を説明できるのだと思いました。特に戦後の共産主義運動や東大紛争の記載が知らないことが多くて興味深く読めました。

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林健太郎

リーダー育成家。合同会社ナンバーツーエグゼクティブ・コーチ。一般社団法人国際コーチ連盟日本支部(当時)創設者。1973年、東京都生まれ。バンダイ、NTTコミュニケーションズなどに勤務後、エグゼクティブ・コーチングの草分け的存在であるアンソニー・クルカス氏との出会いを契機に、プロコーチを目指して海外修

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