日本の運命を変えた七つの決断 文春学藝ライブラリー

猪木正道

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784168130489
ISBN 10 : 4168130487
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
188p;16

内容詳細

人間は努力する限りあやまちをおかす。問題は、過去のあやまちから学ぶということだ。二・二六事件を鎮圧した昭和天皇の英断、田中義一、近衛文麿による遅疑逡巡の致命的な過ち。指導者とは何か、思想とは何か。政治学の泰斗が、同時代で体験した歴史の転換点を検証した名著。

目次 : 序論 “決断”の背景―第一次大戦後の日本の客観的状況/ 第1の決断―ワシントン会議における加藤友三郎の明快な決断/ 第2の決断―文字通り生命を賭けた浜口雄幸の死の決断/ 第3の決断―大局的見地を欠いた田中義一の優柔不断/ 第4の決断―二・二六事件に際しての天皇の御決断/ 第5の決断―石原莞爾の異能と近衛文麿の不決断/ 第6の決断―日本を破滅に追い込んだ近衛文麿の致命的決断/ 第7の決断―戦争を終結した聖断と鈴木貫太郎らの苦心/ むすび(指導者の決断と世代の問題/ 正しい決断とは何か)

【著者紹介】
猪木正道 : 1914(大正3)年‐2012(平成24)年。政治学者。京都大学名誉教授。京都生まれ。社会思想家の河合栄治郎に師事し、37(昭和12)年、東京帝大経済学部卒業。三菱経済研究所を経て49(昭和24)年から70(昭和45)年まで京大法学部で政治学・政治史を教える。退官後、防衛大学校校長を8年間務めたほか、平和・安全保障研究所理事長なども務め日本の安全保障政策の研究を進めた。2001(平成13)年文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 100 さん

    日本が太平洋戦争へと向かい、終結に至る過程で為された決断の成否。 一見ネガティブな方向への決断でも最善策だったり、決断に見えない判断がその後を救う重要な決断だったりするが、過ちを起こす事は簡単で、苦境の打開は難しい。 幼少期のエピソードからは著者の人柄が。

  • おさむ さん

    1921年のワシントン条約から45年の敗戦迄の約四半世紀の日本の歴史を人間の役割から明確に分析した名著。切れ味が鋭く、指摘も真っ当で40年前の本とは思えません。デモクラシーがモボクラシー(暴民政治)に転化する危険性や、正しい状況判断、大局的な判断力、決断に対する責任感が大切とする考え方は納得感あり。近現代史の教科書としても最適です。

  • 白義 さん

    ワシントン会議から終戦まで日本の歴史の画期となったリーダーたちの決断を明快に論じ、その人格的、時代的な背景とをシンプルではっきりしていながらも複眼的に評したリーダー論。左右両翼に保守的なオールドリベラルな見地から戦い続けてきた政治学者によるものだけあって、当時の決断者の苦悩に寄り添いながらも浜口雄幸首相の緊縮政策と海軍軍縮問題について、前者は愚挙、後者は英断とすっぱり両断し曖昧さを残さない。特に当時の国際情勢を踏まえての近衛文麿への低評価は著しく、三国同盟から北進南進まで徹底的にその無責任さを論難している

  • こういち さん

    物事を左右する決断は一生の内にどれだけあるのか。思うにその決断の是非が、その人を評価する物差しとなるのだろう。第一に、常に謙虚であること。第二に周囲の声を閉ざさない。第三に先頭で走って行かない。そして、本著から「東洋の古典によって人間の本性や歴史の意味について深く思索」することを付け加えよう。融通の効かない固執した思想にココロ奪われること無く、日々の生活の中での意思決定は何時も楽天的でありたいものだ。

  • CTC さん

    15年文春学藝ライブラリー。底本は75年実業之日本社刊。著者は1914年生まれ、瀧川事件により壊滅状態だった京大法学部で教鞭を執り、防大校長も8年務めている。本書はワシントン会議から終戦聖断までの転換点と為政者らの「決断」を記す。京大時代「“空想的平和主義批判”は有名であった(解説より)」だけあって、ロンドン海軍軍縮会議を“統帥権干犯”と党利党略に活用した鳩山一郎や(尾崎行雄と並んで“憲政の神様”とまで云われる犬養毅も)、盧溝橋事件に際し内地師団動員に反対しなかった広田弘毅などにも厳しい批判を向けている。

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