皇太子の窓 文春学藝ライブラリー

小泉一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784168130441
ISBN 10 : 4168130444
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
追加情報
:
493p;16

内容詳細

戦後まもなく、当時の皇太子(現在の天皇)の英語家庭教師となったヴァイニング夫人が、ともに過ごした日々を瑞々しく綴った回想録。皇太子の成長期であり、敗戦後の日本の姿が皇室の日常とともに描き出された歴史的な書。戦後の皇室に新たな風を吹き込んだ女性家庭教師が綴る歴史的回想録。

【著者紹介】
エリザベス・グレイ・ヴァイニング : 1902年‐1999年。アメリカ・フィラデルフィア生まれ。戦前は作家活動を行なっていたが、戦後の1946年に皇太子の家庭教師として来日(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 紫羊 さん

    当時の皇太子の家庭教師に選ばれたのが敬虔な理想主義者だったことに不思議な感動を覚えた。多くの面で皇室との親和性を感じる。

  • 月式 さん

    1946年から1950年まで、皇太子昭仁親王(今上天皇)の家庭教師として来日したヴァイニング夫人の見た占領下の皇室、そして日本の姿の記録。当初、保守的な皇室の在り方に困惑しながらも次第に日本人の持つ美意識に魅せられていく様子が感動的。皇太子と新憲法について語り合う場面も印象的で彼女自身はいずれ日本人の手で修正・改正されて本当に大切なものが残ると望んでいたのに、1950年に勃発した朝鮮戦争に合わせてすぐさま憲法改正の手続きを踏まずに警察予備隊(現自衛隊)を組織させたGHQを強く批判しています。

  • tama さん

    図書館本 安野光雅「少年時代」に紹介されていて。アメリカ人クェーカー教徒らしい真面目で思いやりがあり、思い込みも激しそうな文章だが「第4章 P53 私が日本へ参った第一の理由は、新憲法で国策遂行の具としての戦争を放棄したから。他の国々も日本の後からついて行かねばなりません」「あれからわずか5年しかたたない現在、アメリカの指導者たちが日本に再武装させようとしている。」いまやそれどころか我々自身が狂人を内閣トップに据えてしまい、法律によって国策として戦争することを認めようとしている。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品