ジブリの教科書 6 おもひでぽろぽろ 文春ジブリ文庫

スタジオジブリ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784168120053
ISBN 10 : 4168120058
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
318p;16

内容詳細

子どもの頃から田舎に憧れる27歳のOL・タエ子は、親戚の農作業を手伝うため、休暇をとって夜行列車で山形へと向かう。その車中、小学生時代の記憶が溢れ出す。高畑勲の不朽の名作に岩井俊二、香山リカ、村山由佳らが多彩な切り口で迫る。制作当時の現場の様子や、タエ子役の今井美樹のインタビュー、男鹿和雄による美しい背景画も特別収録。

目次 : ノスタルジーの正体(ナビゲーター・岩井俊二)/ 1 映画『おもひでぽろぽろ』誕生(新生ジブリと『おもひでぽろぽろ』/ 鈴木敏夫―高畑勲と宮崎駿。二人の巨匠の「分かれ道」/ 宮崎駿―大ナマケモノの子孫 ほか)/ 2 『おもひでぽろぽろ』の制作現場(美術監督 男鹿和雄―「どこにでもある風景を、緊張感のある画面で」/ 紅花―その歴史的な魅力を探る/ キャラクター色彩設計 保田道世―「思いきって真っ白な画面に挑戦してみた『思い出編』」 ほか)/ 3 作品の背景を読み解く(村山由佳―人の手業が超えるもの/ 朝倉あき―冷静な視線と、冷静さを保てなくなる瞬間/ from overseas イグナシオ・フェレーラス―『おもひでぽろぽろ』について私が思うこと ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • レモン さん

    同じ体験をした記憶はないのに、なぜだかどのエピソードにも共感でき、思い出の中にある似たような記憶を辿り始めていた。シワと思っていた顔の線が頬骨だった、高畑監督は紅花に詳しくなりすぎて研究者にも一目置かれる程の凝り性だったなど、面白いエピソードが盛りだくさん。宮崎駿が冒険活劇を求めたのに対して高畑勲は日常生活を追求した。徹底的に細部までリアリティにこだわったのはそのためだったのか。山田太一さんとの対談が特に興味深い。断念することによって強くなり、得られる幸福感がある。もっと何回も観て味わいたい作品。

  • みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます さん

    ジブリ作品「おもひでぽろぽろ」の制作に携わった人たちの言葉をまじえ、作品を深読みしていく一冊。技術的なことは正直ななめ読みだったけれど、作品に込められた作り手の思いやなんかにふれ、見返したくなる発見もあったりして、なかなか興味深い。ジブリもかかわってる本なのに、厳しめの批評が載っているところも面白い。このシリーズ、語りたいものがある作品のものをピックアップして読むのもいいけど、発表順にジブリの歴史を追うように読むと、さらにいろんな発見があって楽しそう。まあ、その前に「おもひでぽろぽろ」を見直してみますか。

  • はるき さん

     女の子が大人になっていく。今だったらコンプラ的にダメかもしれませんが、厳しくも愛情深い家庭で育つって大事なことです。子供時代を愛おしく思い出せるって幸せなことです。

  • ジブる さん

    おもひでぽろぽろ。 あんまり知られてないけど、すごっくいいお話。 人生の儚さを知るよね。

  • モリータ さん

    ◆2013年刊。◆高畑勲「反響の大きかった映画 意見の分かれたラストシーン」(『ロマンアルバム おもひでぽろぽろ』(1991))より;「まあ、できるだけこちらは無色透明になって、見る人の前にタエ子の行状をポンと投げだして時間いっぱいつき合ってもらいたい、というのが意図だったわけで、こちらが直接メッセージを押しつけたり、主人公の感動的な生き方に共感してもらいたい、とかいうつもりはまったくなかった。ですから、この映画をめぐる意見や感想が出たとして、それらが作品について語っているようでいて結局自分を語って(続)

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