紙の梟 ハーシュソサエティ 文春文庫

貫井徳郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167924263
ISBN 10 : 4167924269
フォーマット
出版社
発行年月
2025年10月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

厳罰化が進み、「人ひとりを殺したら死刑」という厳しいルールが定着した日本。緊張感みなぎる社会を背景に描き出される、奇妙に歪んだ事件の数々。命は助かったものの指と目と舌を奪われた男、意図せずに他人を死に至らしめた人間の心裡、そして世間を敵に回してもあえて死刑反対を訴える男の悲しみとは?

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • MINA さん

    <人ひとりを殺した者は死刑!>という衝撃的な帯文句に釣られて思わず購入した一冊。…なのだけど、いい意味で裏切られたというか期待以上に、めちゃくちゃ面白かった!帯文句から死刑濫発するいたずらに残虐なスリラーテイストではなく、死刑の是非を巡る壮大な思考実験をしているかのような感じ。それでいて5つの短編全てミステリーとしても秀逸で最高なのだから凄い。殺意の有無という胡乱なものは排除して問答無用で死刑、というのは恐ろしいけれど確かに分かりやすくはある。では、反省して改心したら?と私たちにも問いかけてきた気がした。

  • ぴ〜る さん

    人1人殺したら問答無用で死刑になる世界。異様に盛り上がる国民…それは果たして正義なのか…。私は死刑制度に関してはどれだけ考えても答えが出ない。答えが出せずにいる。身内が理不尽に殺されたら間違いなく相手を抹殺してやりたいと考えると思う。それでもその後に残る感情は経験した人でないとわからないのだろう。。。赦すということの意味を深く考える。

  • ナオ さん

    面白かった。人ひとりを殺したものは必ず死刑な世界のお話。 5話からなる作品集。1話目の被害者の殺された方がいいくらいの被害っぷりに震える。4話目の「猫は忘れない」には、内容とは全く関係ないけど、猫ってご主人様想いとゆーか、ミステリでは、あくまで私の感想ですが、飼い主のために敵を取るイメージがあります。ミステリ作家の人に猫好きが多いのかな? 最後のお話がタイトルと同じなのですが、1話目からは思いもよらないヒューマン的なラスト。ちょっとあざといと思ってしまうけど位に。 満足の一冊でした。

  • おくしょー さん

    人1人殺したら問答無用で死刑…な世界のお話。 初っ端から、殺してはないけど目を抉られ舌を切り取られ全ての指を切断されたら?死んだ方がマシだと思ってしまうやり方と短絡的な動機のギャップにぞわり。クローズドサークルな「籠の中の鳥たち」、イジメが原因で自殺…それっていじめっ子は裁かれないの?な「レミングの群れ」も冤罪がテーマの「猫は忘れない」も…表題作以外は後味悪いけどどれも考えさせられた。特にレミング。自殺志願者が、どうせならヒーローとして死にたいと、いじめっ子や関係者を殺して死刑になろうとする…それは正義?

  • ウール100 さん

    人をひとり殺したら死刑になる世界の短編集。「レミングの群れ」のラストにびっくりして、さすがぬっくん(貫井徳郎さんの事を勝手にそう呼んでいる)と思った笑 死にたいけれど自殺する勇気がない人は悪い奴を殺して死刑になるというヒーローみたいな死に方は実際起こり得るだろうな。国家による殺人が行われている事の矛盾と、死んで当たり前の人が多い世の中。被害者にも加害者にもならず、被害者家族にも加害者家族にもならず生き抜けたらそれは本当に幸せな人生だよね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

貫井徳郎

1968年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年に『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第六十三回日本推理作家協会賞を、『後悔と真実の色』で第二十三回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品