おれの足音 下 大石内蔵助 決定版 文春文庫

池波正太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167923174
ISBN 10 : 4167923173
フォーマット
出版社
発行年月
2024年12月
日本
追加情報
:
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内容詳細

主人・浅野内匠頭が刃傷沙汰を起さなければ、大石内蔵助は妻子と平凡な一生を送ったに違いない。だが国家老として成すべきことがある。それ以外に「おれの生くる道はない」。吉良邸討入りの夜、積もった雪のなかを死に向かって歩を進めた大石が、最後に脳裡に浮かべたものは?池波正太郎の記念碑的作品

【著者紹介】
池波正太郎 : 大正12(1923)年、東京に生れる。昭和30(1955)年、東京都職員を退職し、作家活動に入る。新国劇の舞台で多くの戯曲を発表し、35年、第43回直木賞を「錯乱」によって受賞。52年、第11回吉川英治文学賞を「鬼平犯科帳」その他により受賞する。63年、第36回菊池寛賞受賞。平成2(1990)年5月3日没。東京・浅草に池波正太郎記念文庫がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐藤(Sato19601027) さん

    「物を美味しく食べ、良く眠り、女の肌を抱き、子を産み育て、家業を守る」という大石内蔵助の人生譚が感慨深い。元禄6年、35歳になった内蔵助は、江戸から赤穂へ帰国した浅野内匠頭長矩が生類あわれみの令を発布した将軍家をあからさまに批判することに対して、一抹の不安を抱くが、3人の子の父として、国家老として、忙しいながらも、遊蕩を繰り返していた。時は流れて、元禄14年浅野内匠頭による吉良上野介への刃傷事件で人生が一変する。御家再興の嘆願が叶わないと分かった時、遂に、討ち入りを決断。元禄15年12月14日を迎える。

  • まちゃ さん

    主君・浅野内匠頭の刃傷沙汰による大石内蔵助の人生の変転。想定外の事件(状況変化)に内蔵助が、何を思い、どう対応したのか。淡々とした描写の積み重ねに、込み上げてくるものがありました。池波氏が愛してやまなかった男の生涯。面白かったです。

  • フミ さん

    忠臣蔵で有名な、大石内蔵助の討ち入りまでの人生や想い、親しい人との友情などを描いた、人情寄りの小説です。女遊びが好きな人なので、性描写が苦手な人は注意(苦笑)上巻までは、悪法「生類憐みの令」で皆が憂鬱になる程度で、赤穂藩の家老としての「事なかれ」な日常が続きますが、下巻の途中から…。京都・山科での内蔵助の内面描写や、準主役格で登場する、赤穂藩士の次男坊「服部小平次(多分、架空)」が、上手い立ち回りをしていて、内蔵助はじめ、赤穂浪士たちを見つめていく話の作りに感心しました。人情に酔いたい男性におススメです。

  • majimakira さん

    結び方に大変驚いた。赤穂浪士討ち入りの顛末を描き切るのではなく、「四十年の沈黙」たる平凡な人生を歩み、そして歩み切るはずだった大石内蔵助良雄の、決した運命に逆らわずに死に向かって歩むその「足音」を残し切ることを目的とした作品であることが改めて感じられるものだった。生まれ落ちた時から死に向かって一歩ずつ進んでいく人生。目の前のこと、そしてやがて死にゆくこと以外に確かなものは何もなく、だからこそ逆らえない数奇な運命も、一律にどの色とは決まらず移り変わるそれぞれの性質もある。池波文学にまたそう教えられた。

  • oanchan さん

    池波正太郎が大石内蔵助を主人公にした小説。恐らく、刃傷が無かったら、仕事もそこそこにしかしないで、平凡な人生だったろう人。根っからの昼行燈だったなら、討ち入りは無かっただろうと思うし、浅野内匠頭もまあまあいい殿様だったから討ち入りがあったと思う。義理と人情、潔さ。時代劇に欠かせない三要素が詰まっていた。

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人物・団体紹介

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池波正太郎

1923年、東京浅草生まれ。新聞社の懸賞戯曲に2年続けて入賞し、それを機に劇作家に。長谷川伸に師事し、新国劇の脚本や時代小説を書く。60年、『錯乱』で直木賞、77年、『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズを中心とする作家活動に対して吉川英治文学賞、88年、菊池寛賞を受賞。90年

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