最終飛行 文春文庫

佐藤賢一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167922627
ISBN 10 : 4167922622
フォーマット
出版社
発行年月
2024年08月
日本
追加情報
:
592p;16

内容詳細

第二次世界大戦下のフランス。売れっ子作家のサン・テグジュペリは飛行士として活躍。だがパリがナチスに占領されるとアメリカへと亡命し、その苦悩の中で『星の王子さま』を書く。やがて、念願の偵察飛行任務に復帰が叶うが…。困難な時代の中で葛藤しながらも、信念を貫き行動し続けた姿を鮮烈に描く傑作長編。

【著者紹介】
佐藤賢一 : 1968年山形県鶴岡市生まれ。山形大学教育学部卒業後、東北大学大学院文学研究科で西洋史学を専攻。93年『ジャガーになった男』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。99年『王妃の離婚』で直木賞、2014年に『小説フランス革命』で毎日出版文化賞特別賞、23年に『チャンバラ』で中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 眠る山猫屋 さん

    冒頭と巻末の文章を読むだけでも価値はある。『星の王子さま』であまりにも著名なサン・テグジュペリ。破天荒というには繊細で、野心家というよりは見栄っ張り。モテるというより、惚れ易い。人生を上手に生き抜けなかった男の生きざま。美しい妻に縛られているようでいて実は束縛していたり、かなり自分勝手なのに憎めない。占領された祖国の為に戦いたいのに発言の揚げ足を取られたり政治的に利用されたり。ホントに生き方が下手。でもその野暮ったいまでの純粋さが、彼を空に向かわせたんだろう。空で生き空で死ぬ。それだけは譲れなかった男。

  • miaou_u さん

    読み終えて、あぁ、これが、サン=テグジュペリの『愛』のかたちなのだ、と思う。関わる人へ。愛する人へ。愛する祖国へ。その原動力、源泉はすべて、全身全霊でその身を投じることにある。星の王子さまのページをめくると目に飛び込んでくる『レオン・ウェルトへ』。誰かのために何かをしたい。誰かのために動かずにはいられない。作家としてただペンを振りかざすでなく、いちフランス人として、祖国のために身を焦がす。そんなサン=テグジュペリに涙が溢れてくる。最後の日も、まさにそうなのだ。(続きます↓)

  • 汲平 さん

    サン・テグジュペリについては、フランスの作家で、第二次世界大戦時の飛行機乗りで最期は行方不明のまま、ということしか知らずにこの本を手に取りました。この作品がどの程度リアルなのかは分からないが、予想以上に嫌な奴だった。我が儘で、甘ったれで、自己顕示欲が強くて、女好き・・・思ってたのと大分イメージが違う。あんまり友だちにはなりたくないタイプ。それでも最期の煌めくようなエンディングは『星の王子さま』の作者にふさわしい幕切れでした。

  • 心士二人 さん

    サン・テグジュペリの半生を描いた作品。作家でもあり飛行士でもあった彼がドイツ機に撃たれて帰らなかった事は知っていましたが、こんなに情熱的で行動的、エネルギーの塊のような方だったなんて!読み終わった後では幾度となく読んだ絵本「星の王子様」が違って見えました。彼が守りたかったもの。自分の国、フランス。自由や愛情や友情。死んだように見えるけれど、それは本当じゃないからね。重すぎるからこの身体を運んでいけないだけなんだよ。透明な光が溢れる世界へ。そして偶然にも今日、自分の愛する者がその世界へ旅立った。

  • Ryo0809 さん

    ナチスドイツに国を侵され、大混乱に陥るフランス。文人でもあり軍人でもあったテグジュペリの波乱万丈の半生を描く。文人としての才能はともかくとして、政治に対しても、戦わず口だけ達者なフランス人に対しても、ドゥ・ゴールに対しても、頑迷ともいえるほど態度は頑なであった。行動しないということが自他ともに許せない性格は、妻には愛と裏切りを繰り返し、常に理解者を求め、同僚飛行士の死に涙を流す。どうにも激情型の人格を持て余してしまう。ラストは、ドイツ軍に撃墜されるよりも孤高の死を選んだのか。美しすぎる終わり方であった。

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佐藤賢一

1968年、山形県生まれ。東北大学大学院でフランス中世史を専攻する。1993年、「ジャガーになった男」で、小説すばる新人賞を受賞してデビュー。1999年、『王妃の離婚』で直木賞を受賞。2014年には『小説フランス革命』で毎日出版文化賞特別賞、2020年『ナポレオン』全3巻で司馬遼太郎賞、2023年に

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