ここじゃない世界に行きたかった 文春文庫

塩谷舞

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167922207
ISBN 10 : 4167922207
フォーマット
出版社
発行年月
2024年05月
日本
追加情報
:
272p;16

内容詳細

29歳で移り住んだニューヨーク。言葉もスキルも通じない日々に、大切な人と繋がらせてくれたのは、心の底にしまい込んでいた自らの美意識だった。「本音をインターネットに置いておいて、本当に良かった」―SNS時代の求愛方法、ミニマルな働き方、大統領選、とびきり美しい傘。大反響のデビュー作。

目次 : 1 共感、美しくあること(SNS時代の求愛方法/ ニューヨークで暮らすということ ほか)/ 2 じぶんを生きる(「化粧したほうの私」だけが存在を許される世界で/ 人の話をちゃんと聞いていませんでした ほか)/ 3 生活と社会(晴れた日に、傘を買った話/ 五感の拡張こそがラグジュアリー ほか)/ 4 小さな一歩(臆病者よ、大志を抱け/ 続・ニューヨークで暮らすということ ほか)

【著者紹介】
塩谷舞 : 1988年大阪・千里生まれ。京都市立芸術大学美術学部総合芸術学科卒業。2009年、大学時代にアートマガジン『SHAKE ART!』を創刊。会社員を経て2015年に独立。2018年に渡米、NYでの生活を経て2021年に帰国。文芸誌をはじめ各誌に寄稿しながらnote定期購読マガジン『視点』にてエッセイを更新中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はっせー さん

    装丁が綺麗だと思い手に取った。内容としては著者の塩谷さんのニューヨークへ移住してからのエピソードをまとめたエッセイになっている。まず文章が素晴らしい。言葉が瑞々しい。そしてこういった文章でエッセイを書きたいと思わしてくれる文章表現や話の構成になっている。SNS時代において言葉の重要性を改めて感じさせてくれる作品であった!

  • べる さん

    真夜中にネットへ本音を綴ることをセラピーとする著者のエッセイ集。29歳で現代アートの中心地であるニューヨークへ移住して経験したことや出会った人から考えたことが綴られていた。夢の欧米暮らしをしても、結局のところは簡素で素朴な自分の顔に落ち着いたり日本の引き算の美を心地よく感じたりするようだ。外に何かを求めるより、刺激は自分の内部にも満ちていて、そっちを追いかけるほうがうんと高揚感に包まれることに気づいていく。私もまずは家を自分の矢印を思い出せる空間にして大切にしたい。価値のものさしが自分の五感になるように。

  • グレートウォール さん

    バスライターという本人曰く恥ずかしい肩書がある塩谷舞さんのエッセイ。以前はバズらせ方を駆使して記事を多くの人の目に触れさせる生業をしていた彼女も経験を経て、NYへと引っ越し、いつしかちゃんと自分の目の行き届くところに意識を向け始めるようになる。彼女の感性を持ってしても生きづらさや世の中の問題はやはり大きくて、それでも答えを見つけようと足掻く。この世代の方が何を考え、そして私たちが何をすべきか、立ち止まって考える良い機会になった。

  • うちこ さん

    このかたの文章を読んでいると「ウォッシング」に対する感覚が刺激されます。 「させていただく」は謙遜ウォッシングだし、「これもメッセージ」は宇宙意識ウォッシングに見えてきます。 薄っぺらいものを虚しいと感じる苦しみがいろんなトピックの中に散りばめられていました。 法則は知っているし慣れてはいるけど、わたしはこのパターンの中にいることをそろそろ終わりにします、と区切りをつけていくことについて、見栄とプライドと現実について、ふわっと何かを思い出しながらあっという間に読み終えてしまいました。

  • ERIN さん

    エッセイ本でここまで付箋がついたのは初めてかもしれない。感じたことを慎重な手つきで紡いでいるような文章が、私にとってはとても心地よかった。「ぴたりと波長が合う人が見つけられた瞬間は、あぁ一人じゃなかった!とすべての過去を全肯定してあげたくなるような、全身をお風呂で温めるような感覚に包まれるのだ」

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塩谷舞

1988年大阪・千里生まれ。京都市立芸術大学卒業。大学時代にアートマガジン『SHAKE ART!』を創刊。会社員を経て、2015年より独立。2018年に渡米し、ニューヨークでの生活を経て2021年に帰国。文芸誌をはじめ各誌に寄稿、note定期購読マガジン『視点』にてエッセイを更新中。総フォロワー数1

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