ナースの卯月に視えるもの 文春文庫

秋谷りんこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167922191
ISBN 10 : 4167922193
フォーマット
出版社
発行年月
2024年05月
日本
追加情報
:
288p;16

内容詳細

「号泣しました。様々な痛みを抱えて生きる人々を、
そっと包み込んで肯定してくれる優しい作品です。」
                         ――新川帆立(作家)
元看護師の著者が送る、じんわりと心に沁みるお仕事ミステリー。
完治の望めない人々が集う長期療養型病棟に務める看護師・卯月咲笑。ある日、意識不明の男性のベッド脇に見知らぬ女の子の姿が。それは卯月だけに視える患者の「思い残し」だった??。彼らの心残りを解きほぐし、より良い看護を目指したいと奔走する日々が始まった。ナースが起こす小さな奇跡に心温まるお仕事ミステリー。

★note創作大賞2023「別冊文藝春秋賞」を満場一致で受賞★


\note投稿時から絶賛の声多数!/
「この話、好きです。救いがあって。」
「ほわっと心があったまるようなミステリー」
「ドラマ化希望!」
「ずっと余韻に浸りたい素敵な作品」
「こんな世界があればいいな、と思いながら読みました」



【著者紹介】
秋谷りんこ : 1980年神奈川県生まれ。横浜市立大学看護短期大学部(現・医学部看護学科)卒業後、看護師として10年以上病棟勤務。退職後、メディアプラットフォーム「note」で小説やエッセイを発表。2023年、「ナースの卯月に視えるもの」がnote主催の「創作大賞2023」で「別冊文藝春秋賞」を受賞。本作がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さてさて さん

    『「思い残し」みたいに、患者の内面を視てしまうというのは、果たしていいことなのか、わからなくなる』。『患者が「思い残していること」が視える』という『一種の能力』を持つに至った看護師の卯月。この作品には、卯月が六つの短編でそれぞれの患者さんの近くに視える『思い残し』と対峙していく姿が描かれていました。看護の現場を十三年にわたって見続けてきた秋谷さんのリアルな”お仕事小説”に魅せられるこの作品。まさかのファンタジーがそんなリアルと対になる面白さを感じるこの作品。秋谷さんの思いを感じるファンタジーな物語でした。

  • おしゃべりメガネ さん

    読メでお気に入りさんが絶賛していた作品で手にとりましたが、期待を裏切らない素晴らしい一冊でした。主人公は残念ながら完治が望めない患者のいる長期療養型病棟に勤める5年目の看護士「卯月」。彼女には稀な特殊能力があり、普通の人には見えないモノが見えてしまいます。それは患者が何かしら気にかけている'思い残し'のものに。そんな患者のキモチに少しでも寄り添い、心おきなく旅立てるよう奮闘する彼女の姿にココロうたれます。ある意味、ファンタジーテイストではありますがテーマ的にはあくまでも生死なので、シリアスでもあります。

  • Karl Heintz Schneider さん

    卯月は横浜にある青葉総合病院の長期療養型病棟に勤務している看護師。彼女は患者が「思い残していること」が視えてしまう。それが視える時その患者の最期が近いことが多い。今日もまた意識不明の男性患者のベッドのそばに十歳ぐらいの女の子が。著者は看護師として10年以上病棟勤務した経歴の持ち主。ところどころで語られる看護師あるあるが興味深い。「ナースステーションを出るまでは決して口にしてはいけない言葉。『今日は平和だね』それをうっかり口に出してしまうと必ず何かが起こると看護師界隈では都市伝説のように語り継がれている。」

  • yutaka さん

    完治の望めない人々が集う長期療養型病棟に勤める看護師・卯月咲笑は、死を覚悟した患者の「思い残し」が見えるようになる。患者の心残りを解消し、より良い看護を目指して奔走するようになるが…。  序盤は、何か話の掘り下げが浅いというか、各話があっさり終わる感じがしたが、中盤からはいい感じに感情も揺さぶられて良い。透子さんの「オペ室にいた時は、患者さんの死は負けだと思っていた」云々の件は本当に共感でき、仕事って結果だけでは無いよなって改めて思った。

  • machi☺︎︎゛ さん

    ナースの卯月には患者さんの思い残しが視える。完治の望めない人たちが多く入院する長期療養型の病院で働く卯月。そこに入院する人たちには死んでも死にきれない思い残した事がある。それを卯月なりに調べ思い残しがないようによりよい看護を目指し日々奮闘する。卯月がなぜ思い残しが視えるようになったのかはまた悲しい過去があって卯月自身もまだ乗り越えられていない。仕事に向ける思いや行動が真面目でこんなナースに見てもらえる人は幸せだと思った。

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人物・団体紹介

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秋谷りんこ

神奈川県生まれ。横浜市立大学看護短期大学部(現・医学部看護学科)卒業後、看護師として10年以上病棟勤務。退職後、メディアプラットフォーム「note」で小説やエッセイを発表。2023年、「ナースの卯月に視えるもの」がnote主催「創作大賞2023」で「別冊文藝春秋賞」を受賞。同作でデビューし、シリーズ

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