コモンの再生 文春文庫

内田樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167921910
ISBN 10 : 416792191X
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
追加情報
:
304p;16

内容詳細

AIによる大量失業、アンチ・グローバリズム、人口減少による高齢化と過疎化…資本主義はいよいよ限界を迎えている。その背景には、昔はどこにでもあったコモン(共有地)の喪失がある。今こそ分断を超え、新しい共同幻想を立ちあげるときだ。絶望の果てに光を見出す希望の書。巻末に東大准教授・斎藤幸平との対談を収録。

目次 : 1 “公共”を再構築する(国家は市民が作った人工物である/ 「コモンの再生」が始まる ほか)/ 2 これからの政治を語ろう(「美しい国」に対峙する政治思想はなぜ生まれないのか?/ 「共謀罪」は「パノプティコン」装置である ほか)/ 3 隗より始めよ(瞑想のやり方について/ フランス語の動詞“se d´ebrouiller”の意味とは? ほか)/ 4 ゆらぐ国際社会(米とキューバの国交回復にどんな意味があるのでしょうか?/ 不動産王の「壁作り」はなぜ支持されたのか? ほか)/ 文庫版特別付録対談「心地よい、新しいコモンについて語ろう」ゲスト:斎藤幸平

【著者紹介】
内田樹 : 1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部名誉教授。『私家版・ユダヤ文化論』で第六回小林秀雄賞を受賞。第三回伊丹十三賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • tsu55 さん

    2016年〜2020年まで雑誌に連載された文章をまとめたもの。なので、取り上げられたトピックには、コロナ過、東京オリンピック、安倍晋三の長期政権など、2024年の今読むと、遠い昔のことのように感じる話題が多い(実際にはそんな昔ではないのだが)。けれども、著者の世相に対する分析は今でも通用すると思うし、コモンを再生すべしという話も分かりやすく、腑に落ちる内容でした。

  • ひと さん

    私有地を囲い込み生産性を上げてい くという資本主義は行き詰まってきてる。かつては土地、動物、生産手段などはみんなで共有していていた。今こそ、コモン(共有地)を広げていき、次の世代に繋ぐことが必要ではないか、という提言が、書かれているのかなと思いました。

  • へい さん

    とても良いコラム集だとは思うのだけれど、一番最初に思い出せるエピソードが、小学校時分に平川克美さんと発行した壁新聞が発禁処分になったことである。その内容を出版不況の出版社に持ち込めば、なかなかのヒット作が生まれる気がする。巻末の斎藤幸平さんとの対談を読んでいて、次の次の大統領選の候補者が数字通りに行けば平等に重きを置く候補者が生まれるということで、そうなれば外圧に弱い日本も少しは変わるのかなと思ったので、なんとかあと4年サバイブしていこうと思った。瞑想と合気道の話も面白いなと思いながら読んだ。

  • しゅー さん

    ★★内田先生はリベラルとして括られることが多いけれど、いい意味で「保守」の一面を持っていると思う。人間の理性に過大な期待を寄せないし、伝統についても廃止するだけの合理的な理由がない限りそのまま残そうとする。また、我々が言語化できない時代のイヤ〜な気分を的確に言葉にして整理してくれる。何より、人間の負の側面を否定しないで寛容を説いてくれるのがありがたい。いつもながらの村上春樹論も楽しませていただいた(乞復刊『村上春樹にご用心』)。政治家の具体名が出てくるとちょっと残念な語り口になってしまうのがもったいない。

  • Hiro さん

    つい夢中になって他を中断して読了してしまった。日頃モヤモヤと漠然と考えていたことをクリアに一点の曇りもなく明確に言葉にしてもらったような快感があって、著者のものは読むこと自体が楽しい。特に前半の、国家や公共や教育や憲法などを論じた箇所は小気味よく読んだ。英国の既存階級の下にアンダークラスが出来たという話や、大学授業料が昭和から今日まで急上昇した背景の分析や、戦前の特高警察が戦後お咎めなしだったことや、マスコミの批評力、分析力が昨今急低下していることなど、無知と強欲と威圧と狡猾のまかり通る社会を論じて見事。

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内田樹

1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部名誉教授。『私家版・ユダヤ文化論』で第六回小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞2010を受賞。第三回伊丹十三賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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