碁盤斬り 柳田格之進異聞 文春文庫

加藤正人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167921842
ISBN 10 : 4167921847
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;16

内容詳細

娘の絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らす柳田格之進。身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われた身だった。しかし、かねてから嗜む囲碁には彼の実直な人柄が表れ、江戸で多くの知己を得る。ある日、旧知の藩士により、彦根藩での悲劇の真相を知らされた格之進と絹は、復讐を決意するのだが…。

【著者紹介】
加藤正人 : 1954年秋田県能代市生まれ。脚本家。ドラマ『水の中の八月』で第15回(1999年)モンス国際映画祭(ベルギー)最優秀脚本賞、映画『雪に願うこと』で第61回(2007年)毎日映画コンクール最優秀脚本賞、『クライマーズ・ハイ』で第32回(2009年)『孤高のメス』で第34回(2011年)『ふしぎな岬の物語』で第38回(2015年)日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞するなど、数多くの映画やドラマの脚本を手がける。早稲田大学大学院客員教授、東北芸術工科大学デザイン工学部映像学科教授、日本シナリオ作家協会会長、理事長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケンイチミズバ さん

    いい話だった。心が洗われた。今の私たちへの戒めのようでもある。石を介し盤上では対戦相手と心が通じ合うらしい。そんな勝負を重ねるうちに人格も磨かれる。とても引き込まれた。「手談」というそうだ。囲碁を介し格之進の清廉潔白な人格に触れた源兵衛は、自分本意だった商売を改め他人の利益も考えるようになる。そしてそれが商いを大きくしていく。が、格之進にあらぬ疑いが持ち上がり、妻の自殺の真相も知ることに。仇討ちはどうなるのか、五十両の工面のため吉原に預けた娘お絹さんは、そして源兵衛は自戒の念が強すぎてどこへ行っちゃった?

  • ぶち さん

    草g剛主演の映画『碁盤斬り』の脚本家が、この映画の世界観を自らが小説として書き下ろしたもの。読んでいると映画のシーンがたくさん蘇ってきて、『碁盤斬り』の世界が二度楽しめました。 映画のラストの"その後"がしっかりと書かれていたり、人物の細かな心情まで書き込まれていて、映画とはまた違った趣も楽しめた読書でした。

  • たまきら さん

    読み友さんの感想を読んで。人情噺・柳田格之進。子どもの頃から志ん生で聴き、大好きだったこの噺が映画化されたと知り、びっくりして小説を手に取りました。おお〜なるほど、源兵衛さんとのやりとりをこんな風にまとめたとは…いいですねえ。この演出もなかなかです。早速映画予告編も見てみました。主役の草薙さんのストイックな雰囲気、良いですねえ。…でも、自分のイメージは二代目 中村吉右衛門なのでした。お絹さんは北川景子さんかなあ…。

  • どぶねずみ さん

    映画は拝見済み。本書は原作ではなくノベライズだけど、最後が映画とは異なる。予定していたがのに時間が足りなくなって映像化できなかったのかどうかは不明だけど、この最後がとてもよかった。むしろ映画になくて残念だとも思う。武士の迷いなき心の清々しさを強く感じ、本書はノベライズだからそれ以上の清々しさはないはずなのに、更に気持ちがスッキリとした読後感で、全員が幸せに終わって何よりだ。お絹がずっと可愛かったが、その後の母になったお絹の映像も見てみたかったなぁ。

  • 道楽モン さん

    古典落語の柳田格之進が映画化され、そのシナリオのノベライズ。どう料理するのかお手並み拝見という生意気な目線で読み始めたのだが、脚本家すげーって感嘆する結果に。古今亭のお家芸であるこの噺は、現在の価値観と大きく隔たった武士の矜持が肝なので、その違和感から拒否反応を示す人も多い。ただ、そこを構成と演出とリズムで説得することにより無類の人情噺となる。古今亭志ん朝(三代目)、金原亭馬生(十代目)の音源や動画を観て欲しい。今回の映画化では背景や源兵衛の生い立ちを丁寧に補足して、一般人にも理解できる作品に。文句なし。

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