その霊、幻覚です。 視える臨床心理士・泉宮一華の〓 文春文庫

竹村優希

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167920647
ISBN 10 : 4167920646
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;16

内容詳細

臨床心理士の泉宮一華は、霊が視えることを隠しながら、渋谷の宮益坂メンタルクリニックで働いている。一華の平穏な日常は、謎の青年・翠の登場によって崩壊の危機に!半ば脅される形で、一華は翠に同行し心霊スポットの「調査」をすることになるが…。キジトラ猫の式神・タマを従えて、二人の怖くて賑やかな幽霊退治がスタートする。

【著者紹介】
竹村優希 : 山口県生まれ。2011年『シミ。―純愛、浮気、未練、傷跡』(宝島社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • aquamarine さん

    臨床心理士でメンタルクリニックで働く一華は、通常ならざるものが視える患者に「それは幻覚です」と言い放つ。そして本当に患者はその後それが視えなくなるのだ。実際にはそれは彼女の能力によるのだが…。さて能力を隠して働いている一華のもとに、心霊探偵の青年・翠が現れ、半ば脅される形で彼女は彼の手伝いをすることになる。スクランブル交差点の地縛霊を始め、山奥のトンネル、閉鎖した診療所…相手はかなり恐ろしいものだがキャラに助けられて楽しく読んだ。猫の式神・タマも可愛い。シリーズの一冊目のようなのでまだ物語は序章かな。

  • あっちゃん さん

    どう考えても続くとしか思えない終わり方(笑)主人公は臨床心理士として働いているのに相方は自由度が高すぎて印象がイマイチ、式神が猫ってのは可愛過ぎる( ̄ー ̄)

  • よっち さん

    霊が視えることを隠して、渋谷のメンタルクリニックで働く臨床心理士の泉宮一華。そんな彼女の平穏な日常が、その秘密を握った謎の青年・翠との出会いによって崩壊の危機に陥る物語。心霊現象を幻覚だと指摘し密かに除霊していた一華が、半ば脅される形で一華が翠に同行し、心霊スポットの調査をする二人。キジトラ猫の式神タマを従えて、渋谷のスクランブル交差点に、山奥のトンネル、閉鎖した診療所といったスポットを一緒に攻略する中で、敵視していた関係が少しずつ変わっていって、その背景が明らかになってゆく結末はなかなか良かったですね。

  • はなりん さん

    由緒ある寺の娘で霊能者の一華は、家業や霊と離れたくて、東京で心理カウンセラーとして働くも、霊は全て幻視としてコッソリ霊を捕獲していた。そんな噂を聞きつけ心霊探偵を名乗る翠が協力を求めてきて、2人で心霊現象を解決していく。真面目な一華と大雑把な翠のやり取りや、過去に接点があったらしいこと、翠の素性など、想像はできるけど、ワクワクする感じで楽しい。式神のタマや田中さんなど人以外のキャラも楽しい。

  • ゆずぽん さん

    臨床心理士、一華のもとに来た翠。心霊案件専門探偵である彼は奪われた視力を一緒に取り戻して欲しいというが・・・拗らせ女子の一華と得体のしれない翠のタッグが良い。思った以上に登場する霊が怖かったり、式神が案外可愛かったりとなかなか面白かった。二人の関係性は今後どうなっていくのか楽しみなシリーズです。

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