クロワッサン学習塾 文春文庫

伽古屋圭市

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167920548
ISBN 10 : 4167920549
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
追加情報
:
256p;16

内容詳細

教員をやめ、小学4年生の息子とふたり、地元に戻った黒羽三吾は、父が営むパン屋で働きはじめる。万引き騒動をきっかけに、ある少女と話した三吾は、彼女が学校の宿題で困っていることを知る。三吾の心には元教え子の姿が浮かび…。人生の岐路に立つ三吾と子ども達が、「学ぶこと」の意味を探しながら成長するあたたかな物語。

【著者紹介】
伽古屋圭市 : 1972年生まれ。『パチプロ・コード』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し、同作で2010年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 涼 さん

    http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/11/post-f8da99.html いいお話しでしたが、三吾の妻、真司の母親の話が出てこないのが気になりました。

  • coolgang1957 さん

    図書館の新刊棚で見つけた初読みの作家さん、タイトルから連想する通りライトなミステリですけど、侮ってました、ごめんなさい。最終話は涙ちょちょぎれです😆元先生の気まぐれティーチングと思いきや見事なファシリテーターでした、そしてコーチングも確かでした…とカタカナまみれで誤魔化そうとして、嫌味なおっさんでごめんなさい🙏文学の専門家さん達は物足りないかもしれませんが、僕には感動大作ですね。ただ、先生・中年・無料とくれば怪しさ満載、警戒するのわかります、へんな世の中です。ここの深掘りは要りませんか。そうですか😄

  • ぶんこ さん

    元小学校教員だった三吾は、小学4年生の息子真司と実家のパン屋で父の弟子としてパン屋修行中。パンを万引きする少女茉由利が、学校の授業に追いつけないでいるのを知り、宿題をみるようになる。そこに息子と同級生で難事件?解決能力のある賢い隆之介がディスレクシアであると気付く。隆之介は学校の成績は悪い。それだけに教師や親、自分も頭が悪いと思い込んでいた。これは悲しい。読み難い、書き難いのであれば、目の見えない人と同じ教育で解消されるのでは、とフト思う。子どもにとって、親にとっても教育、将来の夢の正解は多様ですね。

  • Karl Heintz Schneider さん

    万引きを指摘されても謝らない少女。娘が勉強を見てもらっているのに感謝するどころか「気持ち悪い」と言い放つ母親。そんな人たちのために主人公はどうして、そこまでするのか。それには過去に救えなかった教え子に対する贖罪の気持ちがあり話が進む中で徐々に明かされてゆく。そんな父親のことを誇りに思い、自分にできることやろうとする息子の姿が微笑ましい。そんな父親と息子の姿を見て徐々に母親と少女が心を開いてゆく過程に胸が熱くなる。小学生のお子さんのいる方なら何かを感じるのではないだろうか。かすがい食堂よりずっと面白かった。

  • よっち さん

    教員をやめ、小学4年生の息子とふたり、東京から地元に戻り父が営むパン屋で働きはじめた黒羽三吾。そこで関わった子どもたちと「学ぶこと」の意味を探しながら成長するあたたかな物語。店で起きた万引き騒動をきっかけに気づいた、学校の宿題で少し困っている少女。息子の親友になった少年が、自分も気づいていなかった困難。教員時代の後悔を胸に人生の岐路に立つ三吾が、学校や家での困ったことを言葉にできない子どもたちの悩みに気づいて、手を差し伸べるのは簡単ではなかったですけど、その真摯に向き合おうとする姿勢は好ましかったですね。

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人物・団体紹介

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伽古屋圭市

1972年大阪府生まれ。第8回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞の受賞作品を改題した『パチプロ・コード』で、2010年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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