サル化する世界 文春文庫

内田樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167920029
ISBN 10 : 4167920026
フォーマット
出版社
発行年月
2023年02月
日本
追加情報
:
359p;16

内容詳細

なぜこの国は目先の利益にとらわれ、将来を考えられない人間ばかりになってしまったのか?劣化する政治、迷走する外国語教育、目標なき経済活動…。わかりやすさばかりが求められる風潮に追随せず、立ち止まって考えることの重要性を説く。日本を代表する知性が縦横無尽に斬りこむ、心揺さぶる警世の書。

目次 : 1 時間と知性/ 2 ゆらぐ現代社会/ 3 “この国のかたち”考/ 4 AI時代の教育論/ 5 人口減少社会のただ中で/ 特別対談 内田樹×堤未果 日本の資産が世界中のグローバル企業に売り渡される―人口減少社会を襲う“ハゲタカ”問題/ 緊急提言 「人間的成熟」が望めない国の行きつく先は―サル化する日本

【著者紹介】
内田樹 : 1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部名誉教授。『私家版・ユダヤ文化論』で第六回小林秀雄賞を受賞。第三回伊丹十三賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Janjelijohn さん

    日本が、今もアメリカの属国で、自立できていないことや、教育現場や介護現場でも、経済効率性が求められ歪みが起こっているということがよくわかった。

  • ワオン@最低一日1頁が目標 さん

    ●人間とはおのれの起源を知らないが、おのれの起源を知らないということを知っているもの。古代のユダヤ人は人間性をそう定義した。●文字の発明は文字列が記されたテクストを見た人に、時間を一望俯瞰することができるようにした。

  • 阿部義彦 さん

    コストパフォーマンスだのタイムパフォーマンスだのほざいてる奴は、一生そうやってればいい、教育は持ち出しであるは心に染みた。会議とか稟議書とか、ホウレンソウ等はどうでも良い、自由裁量権の無い仕事は上の顔色を伺ってばかりで手遅れを推奨してる様なもん。経済駄目政治駄目、それでも知能は世界的に見て高いらしいという事は、考えに考えてやってこのザマ、余計始末に負えない。サルに政治・経済任せたら如何ですか?

  • 晴 さん

    「自分さえ良ければいい」と考えが多くいる現代の日本人に対して警鐘を鳴らしている本です。ぶっちゃけ難しかった…そのなかで印象的なところは、その職を捨ててまで言えないことなら言うな、責任持てということと(「週刊ポスト」問題)、AI時代の英語教育について、現場に自由裁量権は必要ということです。

  • okhiroyuki さん

    勇気という言葉が今聞こえなくなっているという反面、自分はここ数年勇気が必要だと思うことがよくある。とにかく自分さえ良ければという刹那的な考えから、いかに脱しなければいけないか、その危機感はよく伝わってくる。都度気になる話が盛りこんであるのは、上手い。

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人物・団体紹介

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内田樹

1950年生まれ。思想家、武道家、神戸女学院大学名誉教授、凱風館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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