見えないドアと鶴の空 文春文庫

白石一文

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167919764
ISBN 10 : 4167919761
フォーマット
出版社
発行年月
2022年12月
日本
追加情報
:
383p;16

内容詳細

二年前に会社を辞め失業中の昂一は、妻の無二の親友・由香里の出産に立ち会い、そこからきわどい関係を始めてしまった。事実を知った大手広告代理店勤めの妻・絹子は昂一をある場所へと連れて行き、意外な言葉を口にする。ほんとうの人間関係の重さ、繋がりの凄まじさ、奇跡の意味を描く傑作デビュー長編。文庫あとがき収録。

【著者紹介】
白石一文 : 1958年福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務を経て、2000年に『一瞬の光』で小説家としてデビュー。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で、第22回山本周五郎賞、10年『ほかならぬ人へ』で第142回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミカママ さん

    著者の作品はほぼ完読だと思っていたので、書店で新刊文庫を見たときには思わずお迎えしていたが…なんと(未発表の)デビュー作だったらしい。お得意の不倫話かと思えば、話は思わぬスピリチュアル(笑)な方向へ。煮え切らない主人公がもどかしい。そしてわたしの苦手な世界へハマりこむ。終わりが気になり、もちろん読了したが…。最近の(最近ではないが)白石さんのはわたし的にはアレだなぁ。『不自由な心』あたりの世界をいま一度読んでみたいものだ。

  • おうさま さん

    久しぶりの白石作品。大人の恋愛ものかと思いや、オカルトチックな展開に若干引いてしまった。純粋(?)な恋愛ものの方がよかったな。

  • 藏 さん

    あとがきより「これが出版されたのは二〇〇四(平成十六)年二月だったが、それより十二年前の一九九二(平成四)年に集英社の文芸誌「すばる」に発表されている。当時、私は三十四歳。文藝春秋の編集者だった。」と書かれており、やはり文章がなんとなく若いなぁ〜と感じましたが、大変面白くラストは盛り上がりました。

  • yurari さん

    まさかの超常現象が出てきてたまげてしまった…とはいえ最後まで読んだので、エンタメとしては面白かったと言える。

  • TT さん

    見えない世界か。 深い話だった。いままでの人間関係を思い返した。

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白石一文

1958年福岡県生まれ。2000年『一瞬の光』でデビュー。’09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞、’10年『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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