本意に非ず 文春文庫

上田秀人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167919689
ISBN 10 : 4167919680
フォーマット
出版社
発行年月
2022年12月
日本
追加情報
:
303p;16

内容詳細

主である信長を討った明智光秀、極悪者と忌み嫌われた松永久秀、父を死なせ弟を殺した伊達政宗、火付盗賊改方で生涯を終えた長谷川平蔵、龍馬や西郷を犠牲にし、維新を生き抜いてしまった勝海舟。歴史の流れの中で、理想や志と裏腹な決意をせねばならなかった男たちの無念と後悔を描いた、傑作歴史小説集。

【著者紹介】
上田秀人 : 1959年、大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。97年、小説CLUB新人賞佳作を受賞。2001年『竜門の衛』でデビュー。10年『孤闘 立花宗茂』で第16回中山義秀文学賞を受賞。14年「奥右筆秘帳」シリーズで第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。22年「百万石の留守居役」シリーズで第7回吉川英治文庫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とし さん

    本意に非ず。明智光秀,松永久秀、伊達政宗、谷川平蔵、勝海舟、時代の流れの中で真逆な決断、不本意な行動しなければならなかった無念や後悔感じられました。

  • Smileえっちゃん さん

    主である信長を討った明智光秀、父を死なせ弟を殺した伊達政宗、火付け盗賊改方長谷川平蔵、龍馬や西郷を犠牲にして維新を生き抜いた、勝海舟、流れの中で理想や志と裏腹な決意をせねばならなかった男たちの無念と後悔を描いた歴史小説。

  • リュウジ さん

    ★3 短編×5。登場するのは、光秀、久秀、政宗、平蔵、海舟が語る西郷と竜馬といずれも誰もが知る人物。だが描かれたその顔つきは“知る人”とは大きく違う。光秀なんて本能寺の直後なのにモチベ低いし、久秀は主人思いのとても良い奴。政宗は短気で思慮浅く、平蔵はべらんめえじゃない。英傑たちといわれてた人たちも実は欲得で動いてたんじゃないか、そしていずれもが「思ってたのと違う」結末を甘んじて受け止めたんじゃないか。解釈によっては案外こっちが実像なのかも・・・と思わせる筆力。最後の西郷と竜馬はファンの人が喜ぶ人物像かな。

  • わたしは元気 さん

    そうだったのね、本能寺の変。

  • goodchoice さん

    各時代の主人公が不本意な歴史を背負っていたことを書いた一冊である。内容が上田さん得意の重箱の隅をつつく詳細にわたっており、読んでいて疲れる。

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人物・団体紹介

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上田秀人

1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。’97年、桃園書房主催第20回小説CLUB新人賞佳作。2010年、『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第16回中山義秀文学賞受賞。2014年版「この時代小説がすごい!」文庫書き下ろし部門作家ランキング第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載され

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